2009年08月02-03日
       まずは10a登れるようになってからだな、、、全くごもっとも。



    再び数週間が過ぎ、クライミングから遠ざかっていた。だから久々の小川山である。今日のところは様子見という感じで、これから数週間の暑い時期。体調を崩さないように、、モチベーションを落とさないようにと注意しなくてはいけないな。今回のお目当ては、、予期せぬプレゼント。いつも行かないエリアへ、ちょっと足を向けてみようと思うのである。僕はボルダーはやらないから、、、あまり行くことはないクジラ岩へのトレースを辿り、そのまま通過。ぐっちゃくちゃで判然としないトレースをとにかく上に上がっていく。すると何やら岩が見えてきた。ここから右の方へ行ってしまうとそこは最高ルーフの岩場だった。こりゃマズイ!っと思い引き返す。どうやらさっき見えていたのがお殿様岩のようだ。人の声がしたから親指岩かと思ってしまった。
    しばし重荷にあえいだだけなのに、全身ぐったり。いくら寝不足とは言え、担いでない、歩いてないのを思い知らされる。お殿様岩には既に数名が居る様子である。珍しいのではないだろうか??
    辿り着いてみると思いのほか岩は大きいが、クライミングの対象はというとその極一部分の様である。とりあえず最高ルーフの岩場でアップがてら、数本のボルトルートをやってみることにした。あまり登られていない様子であり、ボルトがやったらに目に付く。
    暫く遊ばせていただいて、お目当てのクラックを見学。上の方からトラバースするより、取り付き付近のトレースをトラバースしてから上に行ったほうが楽なようである。薄ぐらい中のトレースを辿り、苔むしたクラックを過ぎると、お姫様岩とのコルにでる。あちら側は明るく展望が良い。父岩もずいぶん下に見える。結構あがってきてるんだな。
    向こう側を覗くと”これはあがってこれないだろうな、、”っという感じに急なガレになっている。そして壁にはありました、なかなか美しい右上する”く”の字のワイドクラック。僕は何を隠そう、、クラックは大の苦手。その中でもワイドはもう、拒絶なのである。今までの最高グレードはおそらく5.9。それもちゃんと登れたかというと怪しい。そういう感じである。

    ”まぁ、やってみるしかないな!”
    一旦最高ルーフの岩場に戻り、ギアを揃える。時間もそろそろ、、夕立のシーズンである。残してあったランニングを回収してしまってから行こうじゃないか、、、と思い、そっちの方へ行ってみると、”あれ!”ガメラ菊池氏である。さっきすぐ横を通過したのに気が付かなかった。(";;;
    ちゃっかり残してあったランニングを使って、トップロープなんか張っている。講習だろうか。。。まぁこれぞ丁度イイとばかりに回収をお願いし、、、”予期せぬプレゼント??あれはイイルートだよ。小川山で5本に入ると思うね。”っと、菊池氏は絶賛する。そうだろうな、、ロケーションといい、岩といい、、、そおんな感じだ。”ランニングが怖いけどね!”
    ”まぁデッカイの持ってきてるから、、、”

    ”でも、結構悪いよ!”
    取り付きに戻ると身支度をし、いざ取り付き。っと、、思った以上に悪い。ううむ、、怖い、、、怖すぎる。良く考えてみれば、クラックなんて、、、、何年ぶりだ??カムも久しく使っていない。どうにもこうにも身体が動かない。これじゃぁ駄目なんだけど、もっと外に出なくては!っと頭でわかっていても身体が出てこない。
    ”駄目だな!”

    これじゃぁ、、なぁんもできない。チト修業をやり直さなくては、、、夏のクソ暑い時期はどうせ細かいホールドは持てないんだから、クラックでもやっておこうかなぁ。。。そうしないとヤバイなぁ。。。。
    松尾さんに代わってもらい、、フォロー。フォローだと気が楽で、身体が出せた。ううむ、メンタルだなぁ。。杉野さんはここをフリーソロで登るみたいだから、、、やっぱり凄いなぁ。
    終了点に着くと、山頂は思いのほか広く、居心地は良い。見晴らしもよい。ここから反対側にラッペルし、、恐れ多くも”アレ”のトップロープを張ってみた。とてもこんな”アレ”をやるような陽気ではないが、、、まぁ、遊ばせてもらおう。だらだらのお助けスリングだらけになった壁は、かなりみすぼらしい。
    出だし〜1本目は、プリクリップみたいだ。バンドに棒が落ちていて、みんなはこれでクリップしているみたい。ここからダイクに乗り、ただひたすら左にトラバース。かなり離れる。スタンスは安定している。これでもかぁっと左に行って、この辺りで2本目が欲しい感じ。ここから思いきって足を上げていくと左手が穴、、右手は悪い穴になって、、、2本目がクリップは遠い。。。というか、無理っぽいなぁ、、、、

    そういえばボルダーの○級とか、○段とか最近表現されるけど、、、僕はボルダーしないから全く解らない。まぁだUSのV6とかいわれたほうがいいなぁ。。だいたい、、V6って書くくらいなら5.12とかって、直接的に書いたほうがいいんじゃぁないのかなぁ??良く解らん。
    ココは、、11ノーマル〜+くらいじゃないかな?
    穴、穴から足を上げて右手を一連のタテの下端に飛ばす。かなり遠い感じはするが、、、真下からだと不可能なくらい遠いが、、、ううむ。多分この辺りが、このルートはリーチが必要だと誤解されている所以だな、、、要はルートファインディングが強引なだけじゃないのかな?まぁ、遠いけドなぁ。。。

    2本目の辺りの”穴”に右足をつっこみ、左手も一連のタテに持ち替えるとココは結構イイホールド。できればココで3本目をクリップしたい感じかな。ココから3本目横の”ヒレ”までが良く解らない。あとで杉野さんに聞いたら、”かなりのハイステップ”ということなのだが、、ううむ。そんなスタンスはあっただろうか??記憶にない。たぶん、核心のトコと話しがごっちゃになったかな??
    まぁこの辺りは核心では無いらしいので、陽気も良くなるころにはなんとかなるのかなぁ??

    たぶん12+くらいなんだろう。まぁ、、今日のところは良く解らない。とにかくヒレを持ち、あんまり安定しないけど3本目をクリップしたとする。ううむ、それにしてもココまででもかなり長く、そこそこ厳しいムーブの連続で、休める場所はないみたい。。。ううむ。
    ”デカイ穴”はすぐ解る。ゴミっぽいが、掃除する人もいないのだろう。これは終了点近くも同じ。左手はまぁ、、この穴穴だろうな。杉野さんはロクスノの写真では左手はアレを持っていたから、恐らくここで手を差し替えて左に行き、、おおい、これ悪いじゃん。m(_ _)m
    不可能だな。。いくら傾斜がないとはいえ、こんなのホールドじゃないって感じ。気を取り直して左手を良く観察してみると、、ふうむ、これをこう持って、、ううっと、指は1本でしか出来ないみたいだな。こう動かして、左足をあげちゃうとどうなるんかな??立てるみたい、、凄いな!こりゃぁ、、絶妙だわ。安定してる。。。。で、どうなるのかな?デカイ穴まではとどかないけど、、、、、ああ、ラッキーーー!!!
    良く効くカチがあるねぇ!!!!
    あっさりと核心のムーブは出来ちゃったのかな??
    杉野さんのロクスノって参考になるなぁ。意外なムーブねぇ、。(";;;
    むしろ2〜3本目が、ランニングのクリップと位置が、、課題という感じかな。つめてみないとわかんない、、どうやって上のムーブに上手く繋げるのかなぁ。。できるのかなぁ??あとは基本的にスタミナ、圧倒的な強い指だなぁ。。
    4本目の上も良くない。腕があがってると、かなりキツイだろうな。しっかしこのルートは、ランニングの場所が無茶だな。
    テントに戻るすがら、菊池氏に再度遭遇。”10aに打ちのめされました!”
    ”怖くって、、離陸できず!、、、ナサケナイ。”っというと、、”あっちのほうは?”
    あれは、、かくかくしかじか、、、っで、サマータイムに時間を割くんだったら、こっちの方がいいかなぁ。。ちょっと長くて難しいって感じで、、、恐ろしいのは余り変わらない。サマータイムは痛いから、、、でもこっちは痛くはないみたい。傾斜も微妙に弱いし、、ただ、物凄い”指パワー”が必要そうだよ、、、とおしゃべり。。。
    ”まぁ、、、まずは10a登れるようになってからだな、、、”全くごもっとも。(";;; ”ははぁあ”恐れ多くもありがたいお言葉を頂き、ただただひれ伏す僕なのでした。

    クラックねぇ、、やっぱりちょっとやっておこうかな。
                        
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