テンションアームのクリーニング
面倒なのはアナログヘッドに接触させるためのアーム部分、テンションアームである。この部分が不具合だと”ガラガラ”と音を立てたり、早送り巻き戻し時に上手く動作しなかったり、いきなりテープが切れたりするようである。テープが走行時に異音を発する場合のエラーは、ここが原因であることが多い。
この部分はヘッドの周囲の円形のプラスチックの部分と微妙に組み合わさって動作しており、このプラスチックの部分を外すのはかなりの大仕事である。ヘッドの周囲を回っているので、万が一ヘッドに傷でもつけたら問題外である。
ローディングモーターとギア部分の手前のネジを緩めて、正面から見て右側にユニットをずらす。こうすると円形のプラスチックのパーツは簡単に指で回すことが出来る。ローディング動作と同じように回してみて、テンションアームの動作を良く観察する。
テンションアームに激しく強い力が加わった場合には、円形のプラスチックのパーツと”がっちり”とはまってしまっていることがある。この状態では円形のプラスチックのパーツは簡単には回らない。食い込んでいる箇所を追求して、原因を取り除かなくてはいけない。こういった状況では9分9厘テープを切るか、伸ばすか、、といった致命的なトラブルがあったに違いない。更に激しい異音があったことだろう。
さてさてクリーニング。テンションアーム部分はとり外してしまう簡単に組み込み出来ないような組み合わせになっている。そこで数箇所のネジを緩めて”遊び”を大きくした状態で、地道にクリーニングしていく。これが最良の手段ではないだろう。今の所こうしているしかないだけである。この手段では完全に動作を修復できないということを付け加えておく。
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