SONY β-cam Recorder BVW-75/70 ローディングギアの修理 次に疑われるのはローディングモーターとローディングモーター。正面から見て右手奥のローディングさせるためのモーターとそれについているギア部分である。この部分がおかしくなるとカセットを挿入した後すぐにエラー01を発して、AUTO OFFがかかるだろう。回転ヘッドへの巻き込みが上手く動作していない。 上ぶたを開け様子を伺うとテープは引きだされているが、ヘッドの周りのプラスチックの丸い部分が”ぐるっと”一周回っていない事が確認できるだろう。この症状では考えられる理由は2つある。まずはモーター不良。この場合モーターとローディングギアとを接続しているゴムベルトが動かない。モーター不良の場合には他の部品取りの個体からモーターをとってくるか、メーカーに修理を依頼するしかないだろう。もしゴムベルトが動いているようであればモーターは動作している。不具合はギアの方にある。 ローディングモーターとギアは一体となってプラスネジ2本で取り付けられているのでこれを外し、さらにモーターからの配線をコネクターで外す。これでモーターとギア部分がとり外せる。 まずギア部分についているプラスネジを外し、ギアの周りにある透明のハウジングを外す。この部分は別段動作には影響はないようである。 ロックピンがあるのでこれを外し、ギアをとりだす。このロックピンは折れやすいので注意。ここで大抵の状況では”黒い半ネリ状の物体”がギア周囲に見受けられるだろう。これが壊れたパーツである。この部分が、、恐らくクッション的な役割をはたし、ふたつのギアのかみあさせ上必要なものである。これがなんらかの理由により変形してしまっているためにギアが上手く動いていない。経年変化で磨り減ったものが摩擦熱で溶けた、、という具合だろうと思われる。周囲はねばねばになって汚れているはずなので、とりあえずクリーニングする。ゴムが引きちぎられて伸びてくっついているだろう。 この部分のパーツはやはり部品取りの個体からとってくる必要がある。これを交換し再度組み直すと修理は完了となる。 さてさてこれだけでは面白くない。この半ネリ状になってしまう物体はとにかく必要なものであり、壊れやすいようである。ギア部分は通常修理のパーツでは部品代は700円らしい。大した部品ではない。技術料で、15000円程度か。別段精度には関係ないような部品なので、思いきって”作ってしまう”ことにした。 細かいパーツなので面倒ではあるが、ギアを良く見ていると2枚のギアの”橋渡し”的な、同じような形のゴム状の物があればいいように見受けられる。そこで使用したのは、圧さ2ミリの板ゴム。それも(パーツ自体がとても小さいため)非常に少量で良い。おそらく他のものでも問題なく使用できると思われる。これをギアから形をトレースして同じように切り取る。細かい作業であるが、これも形は結構いい加減でも動作には影響はない様子である。おそらく耐久性には影響するとは思われる。ニッパーでカットするとゴムが伸びてしまい角の形がうまくいかないが、、まぁ大問題ではないようだ。 ストレスが掛からない形になったら隙間に作ったゴムを入れ、2枚のギアを元どうりにもどしロックピンを掛ける。このロックピンは無くても大丈夫な様子である。 モーターからの配線を元に戻して2本のプラスネジを取り付けて固定する。モーターからのコネクターは、一旦基板を外して動かせるようにしてから差すと楽なようだ。固定する際には奥側のネジをユニットに乗せた形でユニットを位置に合わせて先に仮固定し、手前のもう一つは”押しつけるように”締め込むと良い。まぁ見れば判るだろう。これでこの部分の動作は大抵よくなる。現状ではこのメンテナンスで使用上問題はない様子である。 ただ、耐久性に問題があるため、1枚だとすぐにゴムが無くなってしまう。現在は2ミリのものを2枚重ねて使ってみている。これもあまり効果が無い様子である。 要はゴムの形に問題があるようである。どうという説明もできないため、職人芸の世界になってきている。 ------- 広告掲載、および 相互リンク随時募集中です。お問い合わせください。------- 当サイトでは、皆様からのお便りお待ちしております。 御意見、御質問など お気軽にどうぞ! こちらからお願いします。 ■ サイトポリシー ■ サイトマップ 20091026 modifyed ////////// Copyright 2009 4410.com All Right Reserved
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