未登の滝ツアー その1

    2006年01月07日
       早川周辺 転付峠方面支流

    アイスクライミングで名高い”ヒロケン”と行く、魅力的な未登の氷瀑ツアーに出かけてみた。

    ”年明けの3連休に、永年観察してきた滝があるんですが、初登狙いででかけませんか?”という電話が入ったのは 暮れも押し迫った頃なのである。例年になく早い時期からの寒波が続き、しかも南部は降雪が少ない。確かに今年は美味しいアイスクライミングなのである。
    別段予定無く過ごすつもりだったので断る理由もなく、むしろ久々のアイスクライミングなので楽しみに参加させていただくことにしたのである。
    ここんとこ トンと”山”という感じの山行をしていないので、準備が目茶苦茶大変なのである。プラブーツはボロボロ、ヘッドライトは見付からない。あれ?テルモスもないなぁ〜。。スパッツも継ぎはぎだらけのボロボロ。(j_j)シクシク
    ”さすがにボチボチ買い替えの時期なのかなぁ!”
    最初に向かったのは早川周辺。お目当ての滝には夜中に到着し直下の駐車場にテントをはった。水流の音は聞こえるし、オマケに夜中には、”がしゃがしゃ”っと、シャーベット氷が崩壊して落下する音が結構聞こえるのである。
    ”こりゃぁ〜、転進するようですかねぇ、、、”
    夜が明けて滝を見てみると、見事な直暴である。高さは70メートくらいかなぁ? 水量がめちゃくちゃ多いわけでもない様子だが、クライミング出来るような状態ではない。”これじゃぁ〜無理ですなぁ”っと、転進および探索の旅に出ることになる。


    早川周辺には他に幾つかの未登と思われる滝がある。道から遠くないものが多く、どれか凍ってないかなぁ、、、っとそこいらを徘徊する。その一つが大金不動滝。道端にある巨大な滝であるが、これも水流が多く、イマイチクライミングる感じではない。
    ううむ、この調子だと、、、、温泉&ワイナリーな一日になりそうだ。。
    とある林道に入り込みガンガン走っていくと、対岸に幾つかの氷が続いている様に見える。ダムの手前、沢の右岸に流れ込む沢のようで、名前は調べていない。他に適当な氷も見当たらないので、本日は気乗りはしないのだが それを登ってみることにしたのである。
    とりあえず 埃っぽい道端で準備し、河原へ下っていく。出合が何処だか良く解らないが、すぐに沢があり、”まぁ ここらを行ってみますかぁ”っと言うことになった。すぐに見えている滝にはクライミングる程の氷はなく、行きなり高巻くことにした。続いて見えてきたF2も凍っていない。ううむ、、辞めて帰って、温泉&ワイナリーな一日がいいなぁ〜っと思いながら、、クソ悪い斜面を慣れないプラブーツでロボットのように登っていく僕なのである。”ふえ!、いきなりハードなリハビリじゃい!”
    F2の奥に見えているF3は完全に白く凍っているように見えていたので、これはさすがにヒロケンは逃さない。ところが上手く下降できなかったのでF3もパスとなってしまったが、とりあえずラッペルし沢に下り立ってしまった。
    ああ、僕の温泉&ワイナリーは、、、(j_j)シクシク
    目の前のF4は手前に小さいのがついている。ああ、勝手に滝の数を勘定しているので、実際登ってみるともう少し数量が増減すると思うな。そのあたりはきっと、、、たぶん、、この次の次の次くらいの”チャレンジ・アイスクライミング”なんちゃらで、ヒロケンがナンとか上手く誤魔化して公表するに違いないので、行きたい人はその本買ってみてネ!
    さてさてF4。小さいののその先の本体は結構スケールがあり、まぁクライミングる対象となりえそうである。さほど傾斜はないみたい。氷結はしっかりしている。
    横山さんがリード。
    とりあえずロープを快調にロープを延ばしていく。滝は思ったより長く、ほぼ50メートルくらいになる。
    まぁIV-〜、無理やり左の方を行けば IV+くらいだろうか。
    F4を抜けると、小さなF5、F6、F7、(イチイチ分ける必要もないな。ううむ。)まぁ 滝はだんだんにつながっているんだよ。それで50メートルくらい行くと F8が出てくる。このあたり結構クライミングる感じの氷が続いていて、なかなかいい感じなのである。

    ”結構イケる感じの沢ナンじゃぁ〜ないかな?”
    F8は左側が鉄分が混ざっているのか? 少し赤っぽい。 氷結はまぁイイ。

    F8を越えるとF9はすぐ。まぁ 両方続けて登ってしまってもいい感じだな。
    F9を抜けるとゴロゴロした石が散らばっている河原になる。沢は右に曲がっていき、小さい滝がいくらかあるもののあまりクライミングるようなものはない。この先は少し広くなって開けていて傾斜も落ちてしまう様子だ。まだ水量はそこそこあるのだが、あっちの先の方まで行ってみるのもかったるいので、見切って下降したほうが良さそうである。時間も時間なのである。

    ”まぁ もういい時間だし、この先は対したモンはないでしょう”
    下降は右岸側の稜線にとった。F9を抜けて暫く行くと左手よりだらだらと緩傾斜の氷が続いて落ちてきているので、これを利用して稜線に這い上がる。いくつもの支尾根が沢に向かって切れ落ちていてとにかく良くない。”うわ、酷いな!”っとふと山側に目をやると、”ありゃりゃ!?”
    なんと まだまだ先の方に、さらに4っつ位の氷瀑が見えるのである。遠目なので良く解らないが、そのうち一つは結構長く、傾斜もありそうである。”あちゃちゃ〜、、やっちゃいましたねぇ”
    とにかく良くない下降を続けなんとか暗くなるころには車に戻った。また今度来なくてはいかんかなぁ。。。。しかしあんな奥まで行ってしまったら、ホントに下降は死に物狂いになってくるだろうな。。。ビバアーク覚悟だな。。。ううむ。
                        
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