雲表倶楽部2004年度総会
於:鳩ノ巣バンガロー
昨年に引き続き、藷手続の都合上2月に本年度の総会が行なわれた。
参加メンバー:藤原、前村、小塚、外崎、前村、富井、青木、甲山、兼原、滝口、
長島、南川、阿倍、本間、三苫、松尾、清水、(宮寺)
欠席:島村、水津、伊藤、伊藤、白幡、兼原、猪熊、
退会:栗原、
【山岳保険】 山岳保険は 安心度や手続き事務の安定度などの理由により、本年度同様に来年度も、労山の山岳遭難対策基金に参加することになった。会員全員強制加入。なお 会社等で独自に山岳保険に加入している場合には 労山の山岳遭難対策基金への強制参加はしなくてよいものとする。
労山の基金は 一口1000円から加入できるが、個人の山行によりその必要な保証は異なる。しかし遭難等が起こった場合には会員全体が山岳に入山しなくてはならない義務があるため、最低一名6口、年額6000円以上とする。
来年度の保険状態は以下のとおり(6口加入の場合)
■死亡・傷害に払込金額6000円の200倍補償
■救助・捜索に払込金額6000円の310倍補償
■入院 日額4800円
■通院 日額2400円
詳しくは JWAF 労山ホームページ参照のこと。
【山岳保険に関する確認事項】
「計画書」 労山の相対基金はドアトゥードアであるが、全ては”計画書が提出されている”ということが前提として必要である。頻繁な山行を続けているので 現状では登山計画書の提出が雑になっている。再度認識を新たにし、登山計画書の提出をすること。なお、計画書が不備な場合には、山岳基金等は請求できないと認識すること。
「海外遠征」 特に 海外遠征の場合には、事前に労山の海外委員会に計画書の提出が必要である。それを怠ると、保険等の請求は不可能となる。事後処理では保険金は出ない。海外に遠征に行く場合には 必ず余裕をもって事前に提出すること。
「パートナー」 保険請求の場合、パートナーがどういう状態なのかが 非常に大きな問題となってくる。雲表倶楽部のメンバー同志の場合には 上記の保険状態の金額が適応されることになるだろう。これは 同様に労山の山岳遭難対策基金に加入している場合には 同じである。しかし 都岳連等の他の山岳保険等に加入している場合には、その分の計算が変わってくる。
2人のパーティーで 労山保険一名、保険無しが一名の場合には、もし遭難事故等が起こった場合には、支払われる金額は 上記の保険の状態の金額の 1/2になってしまう。3人パーティーで、労山保険1名、保険無しが2名の場合には 1/3のみ。 これが 都岳連になっても同様で、労山保険1名、都岳連保険1名の場合には、労山から1/2、都岳連から1/2の、それぞれ該当する金額が支払われることになる。これを念頭に入れて、パートナーの状況により 提出する計画書を書かなくてはいけない。パートナーが保険がない場合には、単独山行として独自に計画書を提出したほうが 保険の条件的には有利となる。実際の山行は たまたま一緒に登ったということにすることになる。海外のクライミングでは 特に注意が必要である。
【都岳連】 本年度と同様に 都岳連(東京都山岳連盟)に 雲表倶楽部として籍を置くかどうかが議論された。雲表倶楽部は都岳連発足当時から加盟している老舗であり、数々の歴史と伝統がある。また 都岳連ナンバー5という”ヒトケタ”の山岳会でありながら、現在も活躍を続けている。特にOB諸氏は 都岳連に対しての愛着などがあり、本年度は都岳連加盟費用の20000円は OB会の方から援助していただいた経緯がある。
来年度は どうするべきか? OB諸氏への援助をあおぐまえに、現役として都岳連への加盟をどう考え扱うかを考えるべきである。万一 現役が都岳連退会の決定をして、それでもOB会が それを阻止したいならば援助を仰ぐのが 理屈が通ることになる。
さて実際問題として 保険が労山に移行した以上、実質的な利益は、都岳連発行の身分証名書のみとなる。都岳連発行の身分証名所があれば、谷川岳への入山届け出手続は簡略化できるからである。そのために都岳連加盟分担金 20000円を支払うべきかどうか? という天秤になる。谷川岳への入山の減少はあきらかであるが、結局 谷川岳の群馬県登山条例に対処するため、労山に加え都岳連への重複加入を継続することとなった。希望者には 東京都山岳連盟の身分証が発行される。(発行費用500円は個人負担)
【会費】 労山、都岳連の重複加入のために運営経費が増えるため、見直しが行われた。当会の支出は 山岳団体との分担金、総会等の資金援助、報償金などがある。金がからむ話なので けちくさい激論が交わされた。総会の支出を減らす等の意見も出たが、結局 御大の発言により現状の会費は維持され、10年会員および夫婦会員の割引の考え方を見直すことで話はまとまった。
まとめると、
新人の入会金:5000円
会費:一カ月500円、一年分前納で5000円
10年会員(在籍10年以上)および夫婦会員 一年分前納で2500円
会費のほかに集会費 一年分3000円
そのほかに 労山遭難対策基金 一年分 6口6000円以上
【夫婦会員】 クライミングを続けていく以上、夫婦となればどうしても クライミングに一緒に出掛けていくケースは多くなる。その場合 山岳会等が違うと 遭難等が起こった場合には、手続きや連絡が面倒りがちである。これを防ぐ意味でも 夫婦会員を認めて割引をして、当会に夫婦揃って入会してもらうほうが合理的である。これは 何故か? 今や妻のいない代表の猛烈なプッシュにより、来年度も継続されることになった。
【ルノアール基金】 集会費として会費と別途集められる、通称”ルノアール基金”は 集会に参加しない会員が多いので、参加した者にメリットがあるようにと考案されたシステムである。集会に参加した人間に対して、一回の集会に3000円のルノアールでの集会の時の飲食代を補助していこうというものである。つまり 集会に6人参加すれば 一人当たり500円の飲食代がこのルノアール基金から補助される。アイスコーヒー460円なら、集会に参加しても支払は発生しないことになる。また、例えば集会に2人しか来なかったとしたら、一人1500円 飲食に使ってよいことになる。最も 2人では集会は意味がないので、慰謝料に近いものである。これも 本年度のまま 来年度も維持されることになった。
【集会】 本年度同様に ルノアール新宿南口店にて、第二、第四水曜日、午後7時半より行う。
【会員募集】 山と渓谷に募集を掲載することになった。
山と渓谷社との連絡は藤原雅一、原稿担当は前村真一。
【役員人事】
代表:藤原雅一(留任)
チーフリーダー:小塚洋平(留任)
サブ:前村真一(留任)
会計:富井
【各報償等】本年度の報償認定は、4月2週目の通常の集会にて行うことになった。
【各報償制度】 該当する報償はプライドを持った自己申告とし、総会等で会に”相当である”と認められたものとする。各報償制度基準、報償金は以下のとおり
正会員賞:報償金 5000円相当の山道具
5.12以上のフリークライミングルート 3本以上
冬季登攀 3級(一の倉尾根)以上の積雪期のもの 3本以上
夏壁登攀 5級ノーマル以上 3本以上 を、全て満たし、認められたもの。
新人賞:報償金 5000円相当の山道具
入会年度に 新人として目覚ましい活躍をし、認められたもの。
登攀賞:報償金 30000円相当の山道具
世界的に見ても パイオニアワークに値すると認められたもの。
なお、今後 会の慢性的な財政事情により、この報償制度は改正されるかも知れない。第一、真剣に取り組む様な風習も薄くなっているし、物言いがついて却下になったりしないので面白くない。
この記述は 長島が記憶を辿って適当にかいたものでありますので、雲表倶楽部の公式の記録ではありません。まぁだいたい大筋では間違っていないと思います。


●グループ山想
奇妙な雑誌「山 想」 会則も、規約も、年会費もありません。グループ参加者(つまり本誌の読者)にはいっさいの制限はなく国籍、年齢、性別を問いません。昔、山登りを続けたことがあり、現在は山とは縁がないけれど、若い時代の登山の想い出とその情熱を懐かしく思っている人たち。若い時代から引き続き、今でも登り続けている人たち。昔の山仲間と語り合い、お互いに近況を知らせ合いたいと願っている人たち。これからでも、山の良さ、素晴らしさに触れたいと思っている人たち。
とにかく山を愛する人達の集まり、グループ山想。山岳会の枠を越えて山を愛する人が自由に参加して、毎年7月に 谷川岳に集結しています。今年10周年を迎えます。


