まえのホゲめぇる

    2004.05.13発送
       ハハジマメグロ【その一】

    ホゲめぇるは、独断と偏見に満ちた片寄り激しいまったくの私的たわごとメールマガジン です。

    /\
    /~~~~\~~~~~~~~~~~~~~

    ”ホゲめぇる”だよ!

    ホゲホゲです。

    ハハジマメグロ【その一】
    ──────────────────────────────────────
    今日も原チャリで材料置場に到着。
    相も変らず減りもしない丸太の山に無情を感じる。
    諸行無常の響きありという平家物語に通じるものであるはずなのだが、
    ここ母島ではそんなに暗く悲壮なものには感じない。
    もっともっと 楽しく明るい感じがある。
    しかし現実はやっぱり厳しく うず高く積まれた材料の山は全部で4山もある。
    無造作に積み上げられた様は、威圧感すらある。本当に終わるのかいな?
    そう考え込んでしまうのも事実といえば事実だな。
    だいたい一日4回登っても階段は8コしか減らない。
    図面を見てチョッと勘定してみれば総数は計算でき、少しばかり考えてみれば、
    あとどのくらいボッカしなくてはいけないのか?
    というのは自ずと結論は見えてくる。
    えっとぉ〜全部で200回近く登らなくてはいけない。げげげ、、、
    まだ10回位しか登っていないから、序の口も序の口。
    ああ、計算しなければ良かったな。気が重くなってきた。
    先は長いのであるから、材料は減っていくわけもない。
    材料はまだ到着していない分も在るから、
    ここに在るだけで全部終わりではない。なんてこったぁ。
    全く参ってしまうよなぁ。。

    ──────────────────────────────────────
    おまけに今回の材料は重い。
    材料の丸太には 過酷な自然環境で腐らないように、
    それとシロアリの繁殖を防止するためにか防腐剤が染み込ませてある。
    母島ではシロアリはまだ居ないことになっている。
    腐りかけた丸太階段などは、多少そういう感じに見えなくもないのだが、
    きっと違うものなのだろう? 父島にはすでに被害が出ているらしい。
    そうでなくとも雨も多く暑苦しいので 腐りやすいことは確かだ。
    だから用心をして 防腐剤は必携品となる。
    どうも今回はこの防腐剤が完全に乾燥しきっていないのである。
    軽いはずの胴木階段も かなりキツい。まぁ やらにゃぁ〜終わらない。
    一船遅れでやってくるミウラーに”なぁんだ、全然進んでないじゃない!”
    っと文句を言われてしまいそうだ。がんばらなくっちゃ。

    一人ぽっちの孤独なボッカが今日も始まる。

    今日は空の様子がおかしい。ずっと暑かったので
    この気温は助からなくはないのだが、ううむ、稜線にはガスがでており
    やばい感じがする。気乗りはしない。”今日はやめてしまおうかなぁ。。。”
    遊び心がうずきだすんだ。

    ”うう、我慢!!”
    まだまだ先の長いボッカ生活だから、怪我でもしたら顰蹙である。
    かといって やらなければいつまででもボッカ生活は続くのである。
    まぁ 少しだけでも進めなくてはいけない。
    余り無理せずに行けるトコまで行ってみようと背負子をかつぎ歩きだす。
    相変わらずメグロたちは チュンチュンとすましながら僕を伺っている。
    こいつらは何か物事を考えるということをするのだろうか?
    母島にいると人間でさえも考えることが面倒になってくる。
    面倒なことはしなくても幸せである。
    計算は暗算は面倒だから計算機を使うほうがいい。
    間違っていても なんとなく過ぎ去っていってしまうから、
    損をしないようにしなくてはいけないんだけど、不思議とそんなセコイ勘定は
    みみっちく感じ、ナンか人間的でないような気にさえなってくる。
    おつりの計算が間違っていても、大抵は後からちゃんと、
    ”こないだ おつりあげるの間違ってた!”っと
    居酒屋コーハツにおつりが届くし、
    そういうめっちゃ正直で嘘のない島の暮らしが そう感じさせるのだろうなぁ。
    どのみち大勢に影響はないからである。
    メグロたちはというともっともっと そういう感じが漂っている。。
    不思議だなぁ。
    こいつらが居ると、それなりに和んでくるんだから、、いいなぁ、この感覚。
    母島の独特のものであろう。
    メグロが近寄ってくる、それだけで 不思議な力で疲れを減らし和ませてくれる。
    妙なみみっちぃことは 面倒になってくる。
    やはり母島といえばハハジマメグロだ。
    ハハジマメグロは母島の生活を象徴しているような気がする。

    ──────────────────────────────────────
    ハハジマメグロ(Apalopteron familiare hahasima)というのは
    母島を始め周囲のいくつかの島にしかいない。父島にもいない。
    だから ハハジマメグロを見るためには、少なくとも母島に来るしか方はない。
    ここではハハジマメグロはみんなのアイドルなのである。
    見た目にもギャングのようなマスクを付けたみたいであるが、
    これがカッコの割りにはどんくさい、のぉんびり屋さんなのである。
    島の人達も大変愛し可愛がっている。
    といっても 餌を上げたり、、といったことをするわけではなく、
    どちらかというと放ってあるという感じの方が強いかな。
    絶滅危惧II類(VU=Vulnerable)に指定されており 絶滅の危険が増大している種。
    現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、
    近い将来「絶滅危惧I類」のランクに移行することが確実と考えられるものである。
    上野動物園には絶滅危惧種としてズーストックとしているようであるが、
    ここ母島に来れば、それこそ
    そんなに貴重ではないような気がするくらいにたくさん居る。
    目にしない日はない。
    町中にもいるし当然前浜のガジュマルにも現れる。大きさは少し大きめのスズメ。
    グリーンと黄色の美しいコントラスト、色の混じった感じも綺麗だ。
    何よりも目の回りの三角の黒いマスクが特徴的で愛らしい。
    内地のメグロとはちょっと違うのである。

    ハハジマメグロは小型の小鳥。小笠原諸島の固有種で特別天然記念物。
    村の鳥でもある。スズメ位の大きさで、母島の森林に数多く生息しています。

    集落内でもガジュマルやパパイヤの樹木のあるところではよく見られます。
    メグロたちはメジロやウグイスなどと混ざって集団になり、
    小枝から小枝に移動したりして暮らしている。
    鳥とは言っても海を飛び越えるほどは飛ぶことが出来ない。
    ぶぅぅ〜んという音を立てながら バタバタと飛ぶ。
    どちらかというと 枝から枝に飛び移るというイメージの方が合っているかな。
    だから 限られた島にしか見当たらない。
    どうやってここにやってきたのか?は不明であり不思議だ。
    世界中探しても、この辺りにしか居ないのである。
    メジロはというと 人間が持ち込んだものがきっかけで繁殖したと言われる。
    メジロはメグロに比べると少し小降りでスマートな感じ。
    目の回りが白く輪っかになっているからすぐ区別が出来る。
    少しスマートに見えたり性格がきつそうに見かけられる。
    メグロよりは機敏に動き、
    一団のリーダーシップを取っているかのように見えるのである。
    ”メジロ押し”という言葉が在るくらいだから、
    おそらく元々大挙して次から次へとやってくる習性が在るのだろう。
    母島ではメグロもウグイスも”メジロ押し”の一団を軍団となって形成している。
    ウグイスは特攻隊。一団の最初に現れる。
    小笠原のウグイスは”ホーホケキョ”とは鳴けない。
    何故か?”ホーホケ”で終わってしまう。

    もっと短く”ホー”だけだったり、ウグイスなのにチュンチュンと鳴いたりする。
    最近はちゃんと”ホーホケキョ”と鳴くウグイスも見かけるから、
    どこかで学習してしまったのだろうか?
    人間が”ホーホケキョ”っとお手本をやってしまうから、
    ”あれれ? あれはなんだろう。やってみようかな?”
    っとトレーニングを積んでしまったのだろうかな?
    でも ”ホーホケキョ”と鳴くことが出来る 島では珍しい鳴き方のウグイスは、
    他のウグイス達には、なんとなく”仲間外れ”にされているように見えるのは
    気のせいだろうか? こういうのも在る意味自然破壊の様な気がするな。
    このメグロ、メジロ、ウグイスの一団は、島中で見かける。
    まず始めに現れるのは決まってウグイスで、すぐ近くまで寄ってくる。
    続いてメジロが現れ、最後にメグロが どんくさく?登場するパターンが通常だ。
    小鳥達はどれも興味津々で、じっとしていればこちらの様子を窺いに現れて、
    すぐ近くまでやってくる。


    続きはWEBで見てね! (^.^)/~~~
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    ■ホゲめぇるは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』で発行されています。■
    (マガジンナンバー6069)
    登録・解除は、
    http://www.4410.com/_main/hmindex.html でね!
    WEBは、http://www.4410.com/hoges/ だよ!
    感想・意見は、hogehoge@4410.com まで。苦情と文句は知らんぷり!(";;;
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                        
         
    クロニクルでは、
    紀行記録、山行記録をはじめ、参考資料や文献の索引、リンクリスト、、、など、様々な情報が 山域・地域別に分類してあります。
    見付からない記録等ございましたら、こちらからお探しください。まだまだ情報量は少ないですが、便利に御利用いただければ幸いです。情報等の御提供、御協力もお願いいたします。

    ●Enjoy Climbing

    神奈川県小田原市在住のOCCの先輩、戸谷さんのクライミングなどページ。

                   
    当サイトでは、皆様からのお便りお待ちしております。
    御意見、御質問など お気軽にどうぞ!
    こちらからお願いします。
    hoges Chronicles
         
     ■ サイトポリシー ■ サイトマップ

     20081005 modifyed ////////// Copyright 2008 4410.com All Right Reserved