hahajimaLife


       ははじまのおと



    前浜の堰堤?からは簡単に釣りができる。と言っていいのか、釣りの”マネゴト”が出来る、、、というのか、はたまた”気分は味わえる”というのが正確なのか?

    ま、とりあえず、格好をしてみるにはすぐ近くだし具合がいい。
    時間は流れていき、気分はいい。実のところ”気分がイイ!!”というココが重要なような気がするのである。

    穏やかにそこにある波の音。風の音。そして通過していく原チャリの音ですら、穏やかで気分がいい。
    山の中にはいれはメグロ達が人懐っこく寄ってきては”チュンチュン!”っと楽しませてくれる。そしてタコの木の葉っぱが風で揺らぎ擦れる音がし、、、遠くではノスリが鳴いている。もちろん多くの小鳥達はチュンチュンと飽きもせずにぐるぐる廻っていたりするのである。
    そうした”気分がイイ!”の周りには大抵気分のイイ音があり、、、これがまた重要なのである。最初に行ったときには何も持ちあわせていなかったので出来なかったが、二度三度と行くうちに、徐々に録音してみようと思い、母島の音を録音して帰ってきたのである。
    山の中では小鳥が鳴く。風の音すら気持ちイイ。
    テープを再生するだけで、母島の空気が甦ってくるから不思議である。ミウラーの歩く音。丸太の当たる音。そんなのも混じっていたり、はは丸の汽笛などが入っていれば気分は最高なのである。
    島で音、、、といえばやっぱり波である。そこいら中が海だから波の音はどこでも録音できる。そしてこれが、、場所や浜によって音が違うから面白い。

    前浜の音は穏やかである。そして人の話し声やら車や原チャリの通過する音が混ざっている。それを聞いているだけで前浜にいるような気分に戻ることが出来るのである。

    大好きな石次郎海岸は左の方の岩場での音がいい。岩場に当たってぽちゃぽちゃなるからである。波は左右からやってきて、丁度真ん中あたりでお互いを追いやって、、または順番に入れ代わってやってきたりするのである。

    ぽちゃぽちゃっと成るといえば万年青浜だ。ここは右側の方が大きくえぐられた岩場になっている。これが奇妙な音階を奏でていくのである。これがまた潮の干満と波の具合やら風の具合やらで不思議なメロディーの様で、二度と同じ物はないのだろう。聞いていて飽きることはない。

    御幸浜に行けばころころころっと、特徴ある音が聞こえる。あそこはちょっと先に出っ張った岩があるから、それが潮の干満と相まって海面の上に出ているかどうかで絶妙に状況が変わるのである。コロコロといえば南京浜だが、こちらは石が大きすぎて、あまり綺麗な音を立ててくれない。そして大抵は風が強いのが欠点である。
    そしてこんな楽しかった時間も、全てが録音しておけばよかったな。。。っと思うのである。
                        
         
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