2003年05月04日
       平ケ岳



    6:11 本日も良い天気だ。

    昨日の経験をいかし、今日は午前中のみの行動として平ケ岳を空荷でピストンしようと思う。なんてことのない広い雪稜のつぼ足になるだろうが、クソ暑くなるとたまらない。


    いくらなんでも 早朝は冷え込んでクラストするんじゃぁないか?っと 一気に往復してしまおうと思っていたのだが、結局はこんな時間の出発。雪面はといえば、まぁ昼間よりはマシという具合だ。それでも午後になれば一層水気を帯びてくる。さっさと終わらせて 宴会でもするかぁ!!
    遠くに大きく見える平ケ岳。

    ”首が痛いな”

    さすがに狭苦しいテントでは、首に負担がかかる。だいたい座っているだけで 天井に頭がつかえてしまうから自由が利かない。それを理由にメシを作ったりせずに ネッ転がっていたのも事実で、今回は食事は自動的に出てくるし、めちゃめちゃ楽をしている。(";;;
    悪いなぁというのは 当然口先だけで、実のところはラッキー!! (")バキッ

    ジャンションピークからは 一旦ぐっと下っていき、徐々にアップダウンを繰返して行く。所々日影があるが、、、、今日もやっぱり陽射しがきつそうである。早いトコ片づけよう。
    7:02 白沢山の付近も広く大きな雪壁が広がっている。
    ここからいくつもいくつも 同じような平べったいピークを越さなくてはならないらしい。

    トップに晴美さんが行く。昨日から”暑いのは寒いより好き”と言い、元気いっぱいだ。消えかけたトレースを目ざとく?見つけて拾って歩いていくので 少々怖い。初心者や疲れているときなどにやってしまいがちなヤツ。岩壁で ルートを外れて打たれたハーケンなんかを見つけると、つい安易にそっちに行ってしまうのも同じだね。それでもってルートを外れてしまう。僕らもあまりの暑さで注意力は散漫だ。他人の行動まではフォローしきれない。
    いつのものなのか解らないトレース。たぶん 昨日辺りの物だろうが、例え”真新しいトレース”ですら、疑ってかからなくてはいけない。トレースが在るから大丈夫だろうは非常に危険だ。雪壁というのはそういうもの。他人のトレースは 他人の判断ではなく、他人の判断の残骸でしかない。トレースした人は 同じパーティーのことならまだしも、後続のことは全く考えていない。増して気温の高いこのような好天では、雪は刻々と変化してしまう。今はどうなっているのかは自分で判断しなくてはいけない。つまり それを使うかどうかは自己責任だから いちいち判断する必要がある。整備された縦走路なら確率的にはぐっと低いと思うが、こうした まがりなりともバリエーション的な場合には 面倒でもその判断は自動的に各自が担うことになる。こんなお気楽ぐうたら山行で遭難したら どうにも言い訳が出来ないじゃぁ〜ないか!。ガイチでもホイホイとやってくるに違いない。
    (^◇^)ハハハ

    だいたい事故は油断しているとき、どうでもいいようなときに起こる。こういうお気楽ぐうたら山行は、正に格好のターゲット。起こってからでは洒落にならないので、だらだらと銭湯を?じゃなくって先頭を行かせてもらう。

    めっちゃんこ不思議なのは、こんなに出発が遅れた僕らの前にべつのパーティーが無いこと。こんなのあるのかなぁ?
    平ケ岳山頂までは 同じような形の雪壁が幾重にもあり、代わり映えはしない。いいかげん飽きてくる。面倒臭いことに 全部越えていかなくてはならない。

    最後の雪壁は最悪で、巨大に目の前に見えているだけに嫌になってくる。スキーだったら 帰りの滑りが楽しみ(")/ということもあるのだが、つぼ足じゃぁ〜帰りも余り代わり映えがしないな。


    尾瀬ケ原方面では、相変わらずヘリが飛んでいる。荷上げにしては凄いな。まぁ小屋がたくさんあるからなぁ。それとも この冬に壊れた小屋でもあって、改築資材でもあげてるのかな?
    8:15 だだっぴろい山頂に到着。

    最高点は標高点ということだから、きっとこの辺りのどっかになるのだろう?

    そこいらをうろうろを歩き回る。やたらと広い山頂なので、歩き回るのも面倒臭い。
    越後三山が綺麗に見える。

    一回り 高そうな場所を踏みまくった後、
    あっちに見える標識の或る場所を目指す。
    準ちゃんが一等三角点を掘りだしておいてくれる。
    勝手知ったる山頂という具合。

    きっちりと踏んでおく。
    お決まりの記念撮影。


    標高点の方に目をやれば、どこから現れたのか?てんこもりの登山者。あとからのパーティーは 何故か?ここにはやってこない。おかげさまで静かな山頂を堪能できる。
    10:02 帰りがけには白沢山のピークにつけたマーキングと おぼしきを見つける。こんなに広いと、ピークらしきマークを見つけるのも大変だ。運が悪ければ遭遇できないかも知れない。
    11:30 ジャンクションピークまでの最後の登り返しをこなしてベースに帰着。

    だらだらやっていても 午前中に帰ってこられた。(";;;


    これからは 過剰装備の食料と酒を延々と整理する重要任務にあたらなくてはいけない。お気楽ぐうたら山行は 普通とは違う厳しさがある。
    (^◇^)ハハハ
    少しだけ陰ってきて 陽射しも弱まってきたか?重要任務は 時折昼寝を交えながら、暗くなるまで続けられた。

                        
         
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