hahajimaLife


       清見が岡鍾乳洞



    午前中は 穏やかな湾内で ちゃぱちゃぱとカヤック遊びをしよう。

    前浜から乗りだし、狭苦しいカヤックは 海の上を走っていく。というより 漕いでいるのはミウラーの方で、僕はというと全く戦力にはなっていないのである。オールとやらの 要するに”棒”の使い方がへたくそで、ミウラーのそれと全くタイミングが合わない。海面の上の方だけで くるくると回しているだけで、一向に進もうとしない。一方ミウラーの一かきは、カヤックをググっと進ませていく。”ふぅん、、そうやるのか?”と真似をしても上手く行かない。むしろ 進もうとするカヤックの進行を妨げているような気もするのである。二人乗りのカヤックでは 下手くそは前に乗るらしい。だから ミウラーの動きをきちんと見ることが出来ないから、真似をしてもなかなか要領を得ないのである。なに? 身体が硬い? まぁ そうなんだけどね。。。ちゃんと 見られないんだよ!

    今度は一度 後に乗せてもらって、練習しなければならないかな? いいかぁ、、ミウラーに漕がせておけば!!! (";;;

    ちょっとだけ入江の外まで出てみたり脇浜の方へ行ってみたり、亀の池州の様子を見たりしている。入り江の中とは言え 海は澄んでいて、海底はすぐそこに見えるのである。はは丸が入ってくるのだから、水深は10メートルではきかないはずだ。素晴らしく美しい。脇浜からは 沖まで泳いでいる人がいる。何度も何度も、行ったり来たり。 気の向くまま、気の済むまで、、、そう勝手に泳いでいる。僕らもそう、勝手気ままにカヤックに乗って、こうして遊んでいるわけである。

    もう少し息が合っていれば入り江を跳びだして、、、シホンやらの方にも行ってみたいのだが、そうなったら どんなに楽しいのだろう??? しかし、、ぼくらのチームワーク、、、というよりミウラー一人の力に頼っていては、再び入江に帰って来られない可能性が大きい。もっともっと 練習して、思うように動くようにならなくては無理だなぁ。それにしても カヤックの前の席は狭苦しく、すぐにケツと足がしびれてきてどうにもならない。既に感覚がなくなってきた。一旦立ち上がれば楽になれそうだが、カヤックというヤツは そう言うことは出来ない仕組みになっている。なんて不自由なんだい!
    しばらくして石次郎海岸に上陸する。ここは 湾内にポツンとある小さな浜辺で、前浜の左側。大抵静かで、かわいらしく海の綺麗なお気に入りの場所でもある。歩いてくると 車道から滑りやすいたくさんの階段を下ってこなくてはならないのだが、こうして海からやってくると 思いのほか楽チンなのである。海岸の周囲の岩は 波に侵食されて大きくえぐれていて、すぐそこまで珊瑚が発達している。この辺りは砂が白く、珊瑚が多く、、、海の色が一段と美しいエメラルド色になっているのである。
    海岸の岩は脆く、ごろごろとした石がはまっているような、、、そんな岩になっている。もう少ししっかりしていればクライミングの真似事も出来るのだが、これでは危なくってそれどころではない。



    しばしお休みし、プシュっとやり、、、、時間をやり過ごす。贅沢なひとときである。
    波止場や前浜を望む高台には、清見が岡の神社がある。ちいさな”居心地の悪い”シェルターがあり、ブーゲンが咲いている。
    お気に入りの場所である。
    神社の裏手側、、、周りには 散歩道が付けられていて、ちょっとだけ散歩するにはもってこいなので、いってみるといい。見慣れない石灰岩の尖ったのがあったり、思いのほか自然の残っている場所で、メグロやカタマイマイも多くいるのである。歩いていくと 奥の方でいきなり都住がすぐそこにあるのにはびっくりするのだが、、、
    植物の名前を標すネームプレートは 島中、丁寧に付けられている。ここ清見が丘も例外ではなく、やはり丁寧に付けられている。
    ここには 鍾乳洞も有る。清見が岡鍾乳洞には普段は入り口に鍵が掛かっているのだが、観光協会に行って名前を書いて、鍵とヘルメットを借りてくれば、誰でも見ることが出来る。



    入り口は ゲートボール場の方にある。
    鍵を開け ドアを開けると、中の電燈が点くように細工がしてあるから、ヘッドライトは必要ない。内部はそれほど大きくはないが、立派な鍾乳洞になっている。

    鍾乳石は真っ白ではなく、赤い土の成分が混ざっているのだろうか? ピンク色っぽいような、美しい色をしている。何度も見るものではないが、一度くらいは見てみても面白い。

                        
         
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    山岳ライター・柏澄子の毎日。
    ヒマラヤ山岳地域やチベット文化圏の民族、暮らし、文化などをテーマに執筆。仕事部屋の様子、取材の話、クライミングや登山、旅の話などなど。古満目に更新されています。見習わなくては。。。
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