高級魚!?
”午後からは釣りに行こうかな!”という余裕のミウラー。
僕は残ったボッカを終了させに出かけなくてはいけない。まぁあと数便上がればいいだけである。
集落の中の川のフェンスは外されてしまっている。これもコーハツの仕事である。フェンスを交換するらしい。交換するために前のフェンスを外したのはいいのだが、新しいフェンスの材料が届かないのである。そう、こっちも段取りが狂って足止め状態なのである。やっぱり ここでの工事はなかなか思うようには進まないんだね。
島の工事では良くあることなのである。
僕は残りの数便の荷揚げを終え、ハンバに戻ると、ミウラーが何やら持ってきた。ヘンテコな形の魚である。
”これって 高級魚ナンですよ!”
どうやら 本日の釣果がコレらしい。
”他にもっと大きいのが見えていたんだけど、そいつは釣れなくって、こいつが掛かってきたんですよ!”
ふぅん? 高級魚?そうなのかなぁ? なんか食うところが無さそうな魚だね。
天気の良い午後の一時を、時間に終われず、荷物にも終われるのぉんびりとやり過ごすのは、非常に落ち着いて、、、贅沢である。
ここでは追われるものが少なく、皆全てがゆっくりだから、忙しくすることもなく、時間を流すのは自分の気分次第である。
それにしても贅沢な生き方なのである。
誰かの動きをじっと見ていても、、飽きることはなく、
それはそれで理由があり、、自由で微笑ましい。
”やがら”というらしい。確かに高級料亭などで食えるシロモノらしい。ウンチクのミウラーは
”これって切りにくいな”っとかブツブツ言いながら、さばき始めた。あんまり食うところはない。。。。いや、無いように見受けられる。さて食ってみるかな。まずは刺し身で、、、パクっ!
なぁんか水っぽくって 旨くない。高級魚?? ううむ。
”これって昆布で絞めたら旨いかもよ?” 早速前田にいって昆布を買ってきて、絞めてみる。暫くして酒のつまみにっとつついてみると、
”旨いねぇ”
少々水っぽい魚は 昆布で絞めてあげれば旨く食えるらしい。昆布の塩気が切り身に乗り移って、丁度具合がいい。。 これは学習した。やってみるモンだわい。
![]()

只今、随時会員募集中。詳しくはWEBサイト及び直接電話等でお問い合わせください。
●☆★☆旅の空☆★☆ ★Under the Sky around the World★
山岳ライター・柏澄子の毎日。 ヒマラヤ山岳地域やチベット文化圏の民族、暮らし、文化などをテーマに執筆。仕事部屋の様子、取材の話、クライミングや登山、旅の話などなど。古満目に更新されています。見習わなくては。。。
ドキュメント”山の突然死”山と渓谷社、発売中。
![]()

