【マスタリング作業】
【マスタリング作業】
マスタリング作業というのは、どいうことをするのか?まずはここから始めよう。
通常のレコーディングにおける作業での最終メディアはマスターである。メディアとしては色々ありますが、これはここでは大問題ではないので別に記すことにしましょう。このマスターはリリースする事を前提に創られていますが このままではプレス工場に持ち込むことは出来ません。簡単に考えてみても 例えば曲順や曲間のタイミング、それぞれの曲の音量を揃えてあげなくてはいけませんね。また プロジェクトによっては何本ものマスターが いろいろなメディアに分散してしまっていることもあります。
こうした数々のマスターから 曲順や曲間のタイミング、それぞれの曲の音量を揃えて一本のマスターテープを作らなくてはいけません。これがマスタリングの第一の目的です。
これだったら 自宅などでDATなどにコピーしてつなげて持ち込めばそれで良いことになりますが、実際にはなかなかそうはいかない。コピーをすることで若干サウンドは変わってしまいますが そういう問題ではなく、それは マスタリングの第二の目的があるからです。
CDをかけてみるといわゆるTRACK IDがはいっていますね。
これはPQといわれるコードの中に入っています。実はCDの中にはこの他にもISRC、POSというコードがCDには入れられています。これはCDが音楽用CDとして成立するために必要な規格(RED BOOK)で決められています。
これらのコードを入れ、CDに必要なコードをいれる作業を終了しているマスターの事を”PQ ENCORDED MASTER”特にCDRでは”PMCD(プリマスターCD)”といい、この状態にしてプレス工場に入れなくてはいけません。
最近ではHDRの中にも こうしたPQ ENCORDに対応しているものも多く見かけられますが、これでは PMCDを作ることは実は出来ません。これはどうしたことか?というと、CDについての規格であるRED BOOKには、CDプレスに用いるマスターには 大きな制限があるからなのです。CDというのは がんじがらめに規格が決められているのです。解りにくく面倒なのですが、、
![]()
![]()
●久保田 麻琴
Kingrecords Webcommunication>キングレコードの公式サイト アーチストとして数々の偉業、共演、、、、そしてプロデューサーとして活躍。機材にも非常に詳しくマニアックでもある。世界中を飛び回り心地よい真音楽を世に広める、見た目は”謎の東洋人(何故か?日本人っぽくはない。)”。。。。。
著書:岩波新書1101、”世界の音を訪ねる-音の錬金術師の旅日記”は、今時レアな小さいCD付き。心地よいトラックが聴けて、お買い得。
![]()

![]()