住所はいらない?
さてさて ははじま丸は沖港に入ろうとしている。長い船旅を終えて母島・沖港の桟橋に到着してみると 数十人くらいの人達がいる。見慣れぬ島の人達。他に町とか施設というものはあまり見当たらない。
”すぐ解るから!”
という言葉を信用して来てしまったが、別にプラカードを持って立っているわけでもなさそうであり、そびえ立つ”自社ビル”という感じでもなく、会社名の入った車が目に付くわけでもなかった。どうして解るというんだい!!
”ふぅむ。どうしたものかな”
”やっべぇ〜かも?”
とりあえず 諦めが肝心。なんだかのぉんびりとするしか なさそうである。
なるようにしかならない。
焦ったところで 既に来てしまったのだからなぁ。。。(";;;
陽射しは強く、どこにも似付かないような風が漂っている。
”面白くなりそうじゃん!”
早いトコ遊びに行きたいところだが、荷物が重くて これじゃぁ〜遊びにも行けないなぁ。(@@^)
出迎えに出ているという山崎さんなる人物はどれであろうか?
まぁ、じきに人が減ってくれば解るのかな?
(";;;
島には ハイビスカスが咲いていたりして、
そうだね。やっぱり南国という感じはするのだが、ハワイやタイとは違う、、、なんだろう こじんまりした、、といえば言い方だが、、ようするに”なぁ〜んにも無い”という感じが漂っている。
(^◇^)ハハハ
電話をかけて聞いた時には、
”住所はぁ、、、住所はねぇ、、住所はいらない!”
とか言ってたな。どういう事ナンだろうかねぇ???
(^◇^)ハハハ
ゆっくりすんべぇ〜とは言ったものの、やっぱり少々不安になるというものだ。住所は知らないからなぁ。人に聞いても解らないかも? まぁ、ここは日本だから きっと言葉は通じる。この点は 安心できる。ところが、島にはタクシーも無いし、バスもない。見渡したかぎりでは、レンタル自転車とかレンタルバイクとかも見当たらない。ポツンとこんな港に取り残されてしまうのも寂しいものだ。まぁ 電話番号はわかってるけど、”そんな話は聞いてない!”とか 冷たいことを言われちゃったら、、、 悲しいよなぁ。。。 こんなトコまで来て 面倒なことになったら嫌だしなぁ。。。 仕事に来ているくらいだから、あんまり所持金もないし、、、、もし会わなかったらどうしよう? 痛い出費になっちゃうのだろうか? ううむ。いくらナンでも ゆっくりしすぎてるよ。どうなっちゃってるのかなぁ? だいたい どっちに町があるのかな? 一応会社の名前くらいは聞いていたからナンとかなるんじゃないかぁ〜な!?
行ってみるかなぁ。。。
いや、、、
ゆっくり すんべぇ。。。か?
と思ってぶらぶぅら、、、っとしていたら、やっとこ御世話になる山崎さん一行と落ちあうことが出来た。 作業服に身を包み、日焼けした比較的大きな顔に小さな目の おっさんだった。
うさんくさいほど”調子のいい”感じが見え見えなのだが、これから付きあっていくと解ってくるのだが、単純にいい人なのである。僕が母島を楽しみ、気に入って何度も行くようになったのは、この山崎さんとの出会い、そして お世話になるコーハツの、、そして島の人達の魅力が心地よいからである。
”母島に行ってみたい!”と思う方々も居るに違いない。母島には派手なものは何もない。ゲームセンターは無ければコンビニもない。おみやげ屋もない。ナンにもない。はっきり言って辺鄙だ。逆に母島の一番の魅力はここにあり、形では目に見えないものなのだ。時間はゆっくり流れていく。もちろんハハジマメグロも迎えてくれる。綺麗な海もあるさ。固有種の天然記念物もてんこもりだし、、、不思議なこと、話題は尽きない。でも、一番はこの島に住む人達が魅力的だね。ゆっくりとしていれば島の良さに いつの間にか身体中が包み込まれているのを感じられる。
町まではすぐだった。
そうだな歩いても5分はかからないだろう。
商店が数件。郵便局と交番。
ははじま丸から見えていた数件の建物が、どうやら”町”のようだ。ううむ、予想をはるかに上回った”辺鄙なトコ”だ。
数件の商店の他には あとは役場があって、、、宿舎の前には保育園と、ちょっと離れて小中学校がある。宿舎の回りは割りと町中のようで、こういった施設の真ん中になる。
住所は要らないねぇ、、、ふぅむ、そういう事だったのか。。
母島の部落はとても小さい。都営住宅やらも有るのだが、住所はさほど複雑ではなく、住所の表示も余りない。というより 必要もないくらい小さい部落だ。誰に聞いても名前だけで居場所がばれてしまうくらいである。
この後に 数回、母島に荷物を送ったことが有るのだが、よっぽど紛らわしい都住にでもすんでいなければ、たいてい名前だけで荷物は着くようだ。要するに みんなお互いに知った仲なのである。
御世話になる会社のメンバーと一通り挨拶などをし、部屋に荷物を入れたら、そそくさと遊びに行こう。(")/
とりあえず 港の方へ。
沖港の入り江には アオウミガメの産卵地になっているようで、カメのいけすが有ったり、海亀産卵保護施設がある。覗いてはみたものの 今はシーズンで無いようで、まったくなにもない。
ヘンテコな熱帯魚が 入江では泳いでいる。エンゼルフィッシュみたいなやつだ。きっと美味くはないだろう。あとは、やったらと薄べったいカニがたくさんいた。
みそ汁に入れると 出汁だけは美味いらしい。
m(_ _)m
入り江の先端には、鮫が崎という展望台があり、絶好のホエールウォッチングのポイントの様だ。
残念ながら今日は くじらは登場してくれないが、丁度日没を迎えて、海に沈む夕陽が美しかった。(")/
夜はとにかく何か御馳走してくれるということなので、部落の外れに有る小料理屋で なにやらいろいろなものを食べてみた。島の木の実を漬け込んだ酒をのみ、シカクマメという なんだろうなぁ?インゲンの化け物みたいな豆も食った。周り中が海だから、刺し身が旨いのかな?と思いがちだが、ここはハワイと同緯度。周りを泳ぎ回っている魚はほぼ熱帯魚ばかりで、パサパサしていて美味くはないという。たしかにハワイの魚料理も美味くはなかった。タイ辺りではバラクーダとかいうのを食ってみたが、これもパサパサだったし、、、そういうものなのかもしれない。魚は内地からおが丸に乗せて それこそ アジの開きとかサンマの開きとかの方が、よっぽど美味いという。
そうは言っても、島の人々は食べ飽きてしまっているだけで、、、というものもあるのではないかな?いろいろチャレンジしてみれば 美味しいものにありつけるかもしれないね。この日も無理を言って出していただいたウミガメのさしみは なかなか美味かったよ!
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【データ】
■禁止事項(小笠原諸島全島)
1.キャンプ
2.水中銃
■現地についてのお問い合わせは
小笠原村産業観光課
TEL.04998-2-3114
小笠原村観光協会
TEL.04998-2-2587
小笠原母島観光協会
TEL.04998-3-2300
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うえるかむ らんらん わあるど。
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