2000年03月03日
谷川岳一ノ倉沢 烏帽子奥壁 凹状(敗退)-1/2
週末までは 天気が持ちそうにもない。どうせヒマなんだから、どっかいきたいなぁ〜 と 考えていた。
山形の不良中年は、なにやら黒伏に行くらしい。 スノーラケットをアプローチに使い、日帰りで登るらしい。
|いいなぁ〜。。。
仲間に混ぜてもらおうと思っていたが、僕は そんなモン持っていない。(j_j)シクシク
なんでも アトラスの青いパイプのがイイらしいが、 25000円もするようだ。(@@^)
だいたい 山形までの交通費だけでもかなり大変なのに、、、そんな出費はかなわんな。。
そんなんしてたら、ミウラーから電話が入った。
”一ノ倉行きません?”
イイじゃん!! (")/
と、いきなりライトに決ったのであった。
夜のうちにセンターに到着した。ミウラーは 穂高からの転戦だ。
なにやらセンターには遭難救助隊のみなさまが揃っており、、 なにか あったようだ。そういえば、さっき 救急車とすれ違った。
”こんばんわ〜 なんかあったんですか?”
オジカでの一件があり、面が割れているのでとりあえず御挨拶。 馬場さんを始め みぃ〜んなが 揃っている。。。?
なんじゃぁ〜??
松本さんはもう退院して ピンピンしていると伝えると、 ”早いですね!”と お決まりのようにびっくりしていた。
”いやねぇ〜 幽ノ沢の方で落ちちゃってねぇ。。”
”今日 これから 登りに行くんです”という。。。
ええええ? 今から???
既に20時を回っているじゃないですか? なんでも 夜の方が安全だからという。。 m(_ _)m
こりゃぁ〜 たいへんなこっちゃぁ〜。。
石南花尾根での事故のようだ。
とりあえず 知り合いでもなさそうなので、 ”何か手伝えることがあれば言って下さい”と言い残し、、 宴会体勢となったのであった。(";;;
救助隊は 22時頃、出発していった。
翌朝は 4時頃センターを出発。 結構雪がある。(")/
が、、、 思ったほど暖かくはないが、、、やはりもう3月だ。 かなり暖かいので 汗がでる。
昨日の酒は まだ全開で残っている。 すこぶる気持ち悪い。(@@^)
というより 充分酔っ払いだ。(^◇^)ハハハ
頭がふらふらしていて バランスが悪い。 そこいらにゲロをまき散らしながら、、参った参った。 きたねぇ〜な。。。 なんで いつもいつも こうなるんだろう? 不思議だ。。(全然不思議じゃない! 飲み過ぎだ! 反省しろ! (")バキッ
ゆっくり歩きながら出会いに着く。 うすぼんやりと一ノ倉の岩壁が見えている。。。 青く鈍く浮かぶ壁は、なかなか美しい。
”雪、多いな。。”
そう感じる。
谷をラッセルしていくと 雪の高さが 去年よりずいぶん高いことに気が付く。 尾根が小さく見える。
”デブリが少ないですね。”
そうだな、降雪直後にしては 少ない。 ほとんど落ちていない感じだ。 積雪は 3〜4メートル ひょんぐり辺りの谷底は10〜15メートルくらいか。 雪の締まりはイマイチだ。もう一週待ったほうが良かったか。。。。
二ノ沢が大きく切れていたので、衝立沢から回り込みテールリッジに這い上がる。 昨日 コップスラブから 雪崩れがあったようなので、まぁ、二日続けては落ちないだろう。。。。って、、安易だな。(^◇^)ハハハ
衝立沢を詰めていくと 辺りはシュルンドだらけになってしまう。仕方がないので あちこち探してみるが行けそうにない。どこもかしこも行き止まり。(@@^)
”参ったな”
面倒臭いがロープを出し、、、 ちょこちょこと突っ込んでいく。
”ダメだ! ココ行けない”
”じゃぁ、、ココは?”
と、、落ちないように、、落とさないように、、、このシュルンドをやり過ごすのに めちゃんこ時間がかかり大変なロス。(j_j)シクシク
おまけにテールリッジに這い上がっても安心できず、、、
(@@^)
相も変らずラッセルは 膝くらいから、、、雪があまり馴染んでいなく、すぐ崩れてしまう。 オマケにヒドンクレバスが あっちこっちに出てくる。下手をするとアリジゴク状態。(@@^)
そっとそっと、、、一歩一歩 注意深く歩いていかなければならず、 めちゃんこ時間をとられてしまう。
辺りを眺めると 本谷、滝沢、二ノ沢、衝立スラブ、烏帽子スラブなどには たくさんのシュルンドが走っている。(@@^) 見えてるのに加えて ヒドンも多いだろうから、 南稜テラスに行くのは ちょっとイヤな感じだなぁ〜。
8時。 やっとこ中央稜のテラスに到着。 思ったほど天気はよくない。 これから 荒れてくる感じはないのだが、晴れではなく曇りって感じ。こりゃぁ〜 雪が緩まないでイイかもしれない。。 と、おにぎりを食いながら、、、”雪悪いねぇ〜” などと 話している。。
さっきから 湯檜曽川の方に県警のヘリが飛んでいる。 あっちへこっちへと行ったり来たり。 なんとかなったのだろうかな?出合には 何をしているのだろうか? 数人の人影が見えている。。
平日なのに結構ヒマな人っているんだなぁ〜。。(お前らに言われたくない、、、(")バキッ
今日の予定は、凹状を登って中央稜を下降。。。。 そんでもって 余った時間は 中央稜を登ろうと考えていたが、、 アプローチで時間をロスってしまったから、、凹状だけになるだろうな。
”まぁ〜 天気もなんとかイイし、のぉんびりやろうか” と、 烏帽子スラブ側に回り込んで 取り付きに向かう。取り付きには たくさんの雪。 おかげで 出始めのトラバースは完全に埋まっている。 ビレイピンが 適当にないので、面倒臭い。
大氷柱の発達は、 今年は結構イイ感じである。
あくまでも 見た目ではあるのだが、、、、、 あれが、見た目どうりの氷なら、、登る人も多いだろうが、、、
ちらちらと観察してみるが、、ことしは 僕の方の具合が良くない感じがする。
3スラは まだまだ雪が多すぎか?
9時半取り付き。 1ピッチ目はミウラーでスタート。 積雪のため取り付きが上がってるから短く切る。 そうしないと 行き過ぎてしまう。。。 ランニングのピンは なんとか見付かるようだが、、 ”凍ってないじゃんコレ!” の連発。 30メートル
2ピッチ目は 左の氷をダブルアックス。
快適なアルパインアイスだ。(")/
これだったら スクリューも効くだろうな。。。そこから雪壁をぐんぐん。ランニングを掘るのが面倒なので、 当然のようにランナウトしていく。
”確か? この辺にビレイポイントがあったはずなんだけど、、”
辺りは 雪壁。
ビレイピンなど どこにあるのかな? (@@^)
結局、、 掘るのが面倒臭いので 中央カンテのビレイピンを使ってピッチを切る。 45メートル
3ピッチ目は 左から回り込みながらスラブの連続で、 ミウラーが やたらと慎重に進む。 おりしも お天とう様が顔をのぞかせ、ぽっかぽかに。。(")/
朝の早出のおかげで、、居眠りなど(ないしょ!)しながら ビレイをしていると、、パラパラ、、、、 壁じゅうから チリ雪が落ちてきて賑やかになってきた。 30分もしないうちに チリ雪は雨に早変わり。 うわぁ〜。。こりゃぁ〜まいったな。。。。
みるみるうちに雪は腐ってきた。 だいたい始めっから落ち着いていない雪で、とってもふかふかしていたので、 融けるのもめちゃんこ早い。(@@^)
あららぁ〜
滝沢スラブで お客様が”ドォ〜〜ン!!”
こうも暖かくなってしまえば まぁ起こるだろう。。 上から来たようだ。。。 でも、まだまだ少ない方だな。。。 本谷はまだ 落ち着いている。 結局 大きな雪崩れは、この日はこの一回だけだった
あいも変わらずミウラーは ”悪いぃ〜! 悪いぃ〜!”っを連発。 ちょこちょこと動きながら じたばたしている。。
(";;;
やっとこビレイピンに到着して、登ってみると、、 なるほど悪い。。(@@^)
オマケに僕がビレイピンに辿りつくと
”ザァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜”
雪崩れが直撃。 かなり悲しい。。(j_j)シクシク
35メートル


●シンガーソングライター梅原司平公式サイト<PulanaNet>
1946年富山県生まれ。全国を旅しながら音楽活動を続け、オリジナルアルバムなどを多数制作。心に響く魂の歌を全国に届けているシンガーソングライター梅原司平(うめはらしへい)さんの公式サイトです。穏やかに、しかし力強く、、、心が清らかに温かくなる司平さんの音楽に是非触れてみてくださいませ。公式サイトでは、最新のコンサート情報やCDなどの出版物の情報をお届けしています。
また精力的な活動は音楽のみに留まらず、アジアチャイルドサポート「プラナ基金」では、梅原司平のファンの方々の寄付金やコンサートなどの収益金の一部を、NPO法人アジアチャイルドサポートを通じて、アジアの子どもたちに届けいています。これまで、モンゴルの子どもたちにギターを、ミャンマーに井戸<プラナの泉>を届けてきいます。
このたび28年ぶりのメジャー再デビュー!ニューアルバム『愛あればこそ』キングレコードより発売中。代表曲「折り鶴/人として/ここへおいで」、新曲「愛あればこそ/夢儚い」を含む全14曲入り。品番:KICS-1364/発売:キングレコード/定価:3000円(税込)


