1999年4月29日〜5月2日 丸山東壁 正面壁
”あんぱんまん”転じて”アイアンマン”-1/3
5/1〜の予定を急遽変更し、4/29早朝に東京を発。。 長期予想では 連休後半が崩れそうなので、予定を全面変更。 パートナーも”南米宮崎”になる(";;;
朝のうちは 雨が降っていて、”こりゃいかんかな?” てな感じだったのだが、、、
山梨県に入ると 雨も上がってきて、なんとかなりそうだ。。(")/
日頃の行いがいいからなぁ〜なんて 自己満足に浸っていたら、、、これが、、ぎっちょん!!
扇沢が近づくにつれて、、なんと小雪がパラパラ(@@^)
トンネルの向こうは、結構降ってるかも知れないなぁ!?
黒部ダム到着。
外に出てみると 小雪パラパラ(@@^)
辺りは奇麗に雪化粧。。
駅員に尋ねると、朝から降りだしたらしい。。。
まぁ〜 大丈夫でしょう。。
今日のところはアプローチだけにしておけば、問題ナシ。。。 と、重たい荷物にあえぎながら歩きだすのであった。
昼過ぎに 壁の基部に到着。
岩小屋付近にベースを設営。雪は止んで、晴れ間が覗いてきた。(")/
とりあえず、取り付きを確認。ルートは ”あんぱんまん”
緑ルートのちょい左側のクラックらしい。
予定では フィックスさえしようと思っていたが、やめにしてその日は 早く寝た。
4/30日。 天気快晴・無風
いよいよ 本日より登攀が始まる。
朝はかなり冷え込んでいた。どうやら寒気が入ったようだ。
”さぁ〜ぶいよぉ〜”と、なかなかシュラフから出てこれない。(";;;
なんとか 重たいケツをあげ外に出ると、バッチシ晴天だ。(")/
7時取り付き、宮崎リード。
壁の濡れている部分にはベルクラの張っている。太陽の当たる場所から順番に解けていく様子で、上部から水が滴り落ちる。
凹角を登り始める。意外と解りやすい顕著なクラックだが、再登者があまり居ないのか?御掃除しながらのクライミングとなる。おまけに 染み出しと 雪解けと、降雪が入り乱れ、壁はびしょ濡れ。(j_j)シクシク
正面壁には 僕らと緑ルートを登るパーティーの2パーティーのみ。
なんと 静かなんだろう。
この大きな壁を、なんとも贅沢な使い方をさせていただこう。。
1ピッチ目をエイドを交えながらクラックを登り、ブッシュの緩傾斜を左に登っていき、大テラスまで引っ張る。丁度50メートル弱だった。
トポによるとこのピッチは、 途中のビレイポイントまでだが、、
おそらく積雪のために取り付きが上がっているので、大テラスまで行けのだと思う。
大テラスはかなり広く ゆっくりできる。
丁度 日が射し始めた。。なんと穏やかだろう。。
ぽっかぽか!!(";;;
フォロー後、フラットソールに履き替え、2ピッチ目を僕の番。
どこがラインなのか さっぱり解らないが、、ダイレクトルートのラダー右にある”フレーク”は 見た目に脆そうであり、 草がひどいし、、オマケに水がジャカジャカ流れている。(j_j)シクシク
大テラスのちょっと右(ダイレクトの5メートル左)のラインから取り付く。
”さぁて!! どこだぁ〜!!?”
と、ネイリングの痕跡を探すも すっかり何もない。(j_j)シクシク
草付きを どひゃどひゃ引っぱがし、浮き石をガンガン落とし、 そこら中をハンマーではたきまくり、、、、ストレス解消!!(";;;
いや、、ラインを探す。(";;;
こりゃもう 既成ラインではなく開拓しているみたい。
二年も経てば、草はまた生える!!のだ。。
(どうやら このラインは初登時の最初のプッシュで 渋谷氏が登ったものの様だと思う。)
(発表時のラインは 前述の”水ジャカジャカ草だらけフレーク”らしい。。)
しばらくじたばたしていると、右の上の方にコパーの残置を発見。 ”あっちだ!あっちだ!”と フリーとフッキングで右にトラバース。 ダイレクトのボルトのすぐ左にエイリアンを決め、ライン修正完了。
さらに両足フックに乗り、右上するグルーブにコパーを打つ。
残置までは 二手。明らかにコパースカーが残っていた。が、、、なんとラインには流水があり、打ち込めど、、打ち込めど、、、白濁した水を流すだけ(j_j)シクシク
全然くっついてくれない。 スカーはどんどん”つるつる”になって なんだか磨いてるだけになっている。 (げろげろ)
こりゃぁ〜いかん。と、、他のポイントをトライするが、 周辺は 水で緩んでいるのか?? 岩がすぐ欠けてしまった。(j_j)シクシク
フッキングもつかえない。(j_j)シクシク
頭来たから ガバホールドができるまで、岩を削ってやろうか?@と思うくらいだ!!(^◇^)ハハハ
どのくらいだろう? ずいぶんと長い時間 じたばたしていた。
宮崎は、居心地の良い大テラスで ほとんど寝ている。(げげげ)
これ以上、、あんまり固執しても仕方がないので、ダイレクトのボルトラダーを一手登り、残置コパーに到着。
”なんだ?? こんなことって??”
と思うくらい 容易に到達してしまう。。
まぁこれで あんぱんまんは 無くなったことになる。(残念だが、、)
残置コパー二手から残置ハーケンには 掛け替えで簡単に進むが、またしても、、行手がわからない。(j_j)シクシク
トポによると”左のブッシュを落として直上”らしいが、落としてしまったブッシュは 見当たらない。 それらしき痕跡もなし。。
これまた 長い時間じたばたしていたが、、左にフックでトラバース後、直上し 浅打ちハーケンから、、
”フリーで行くわ!!”と、いきなり暴挙に出てみる。(^◇^)ハハハ
宮崎びっくり!! の様子で、”そのハーケン効いてるの?”と聴いてくるも、
”いや、全然!!” という めちゃくちゃな状態だ。
数メートルフリーで直上していくと、いきなり行手がなくなり、あわててハーケンを必死に打ち込む。ほっとしたのもつかの間、ハーケンがグラッ!!
あわててもう一本ハーケンを打ち込んだ。
やべやべ!!(";;;
しかしまぁ〜 そろそろバンドらしきが 見えてきても良さそうなモンだが、 一向にその気配は無い。。草付き??? そんなモンどこだぁ〜??(j_j)シクシク
上を見ると、無理やり解釈をすればバンドと見れない事もない!
それとおぼしきラインを見るが、とても5.8のフリーには見えない。
”まぁ、行けばなんとかなるのかもしれないな!”、、と、 またしてもフッキングから、フリーで突っ込む。(我ながら 無謀だなぁ〜) 途中チト躊躇し、フックに戻ろうと思ったのだが、、悲しいことにフックは既に外れてしまい、、もうヤケクソで右上気味に突き進む。 (^◇^)ハハハ
天のお助けか?? ダイレクトのボルトラダーが出現!! これにクリップし 一安心。(ほっ!!)
トポを見ると、大きくラインを外したらしい。(げろげろ)
そこからダイレクトのボルトラダーを辿れば良かったのだが、 なにを血迷ったのか、ラダー右のフェイスにフリーで突っ込む。結構ホールドがありそうなのだが、脆く、、、つかむと取れてしまう。。(j_j)シクシク
傾斜は80度くらいかな? 5.10位。 プアープロレクション&ランナウトで むちゃんこ怖い思いをするが、
(落ちたらどこまで行くんだろうと、ずっと考えていた。。)
(死にはしないだろうけど、今シーズンは終わりだな、、、なんてネ!)
ほぼ50メートル目一杯で、どこだかわからないが、、、 とりあえず やっとこビレイポイントに辿り着いた。
ここまで 5時間かかった。かっこわるぅ〜(";;;
その後は 左にルート修正をしようと フッキングで宮崎がんばるも むなしく、 岩が脆く欠けてしまうので、さんざんズリズリ血まみれになり、 2ピッチフィックスして、本日の行動を打ちきった。
ベースで確認してみると、 僕らの到達したのはアイアンマンのビレイポイントの様だ。 明日は、とりあえずアイアンマンを登って一本決めよう!
と方針が決まった。


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●ShuklaのClimbing Page
シュクラこと横山さんの山のページ。 沢あり雪あり氷あり、岩にフリーとオールラウンド。
その実体は、、、酒 ← これを美味しく飲むために山をやっているのかも?
小柄な体格ながら、頑張ってます。


