1999年3月14日
       谷川岳一ノ倉沢 一ノ沢左方ルンゼ〜東尾根-1/2



    これまた ラッキーな事に、二人とも 2時半に起きてしまう。。。 だいたい 人間そんなにたくさん寝れるモンじゃない。。。。 そのまま準備をととのえ、センターを3時半に出発。。
    まだ暗い中、てくてくとすすむ。 意外と歩きやすい。。。

    出合で 用事を済ませ、、 ゆっくりと進み始める。

    一ノ沢は 目だったデブリもなく、うっすらしたトレースを辿っていく。。 昨日のトレースが めちゃんこしっかりと付いている。。 途中、正面のルンゼを行ってしまい間違えてしまう。 とりなおして 登り返し。。。こんどは 小さそうな左のルンゼに入り込む。
    こっちが本流のようだ。。。。

    しばらくいくと、いたいた。。(")/
    左岸に 予想以上に立派な左方ルンゼが落ち込んできた。。まだ暗いので良く解らないが、、結構な傾斜である。 大きさも そこそこある。。
    全くナメ切っていたので、少々びっくりする。。


    ”こんなの行けるのかいな?”
    ”でっかいぞ!! 結構 立ってるし、、、”

    なんと僕らは岩登りの予定だったので アイスギアが 何もない。。(げろげろ) かろうじて イボイノシシやらの草付きギアがちょっとだけある。。 オマケに僕のアイゼンは 爪もすりへってしまっているから、、 およそ アイスクライミングっぽくない。。(j_j)シクシク
    まぁ、様子を見ましょ! と、 食事をしていると、、辺りはゆっくりと明るくなってきた。。明るくなってくると、滝の細かい部分が見えてくると同時に、 傾斜もわかってきた。。

    ”あぁ、、行けそうだな!”
    なんとかなるでしょう!?という感じで、、、とりあえず、フリーソロで 適当な場所まで行き取り付きとなる。。 ルート図の F1、F2となっているところは そのままソロで過ぎてしまう。 この間、おそらく70〜80メートル位ではないだろうか??
    F3の手前左に ビレイポイントがある。 F3よりロープを付けることにする。 短いアイゼンは なかなか食い込まず、足がむちゃくちゃ疲れる。ほとんどアックスに頼るような感じだった。日頃 タテヅメのアイゼンを履いているので、足の置き方が違うし、ふくらはぎの負担がずいぶんと違う。。。

    いつもは ずいぶん楽してるんだなぁ!!!
    と 思いながら、すでに足は プルプルしている。(^◇^)ハハハ

    おまけにイボイノシシを前進用に使うなんて今までにないことなので、 手袋を巻き込んで打ってしまったりして 結構大変な騒ぎとなってしまうのであった。。でもまぁ、良い経験だとも言えるな。。昔の人はえらかった!!
    F3は 意外と長く、 ほぼ50メートルで 右にある”なさけないブッシュ”でピッチを切った。
    F4(どこが F だか良く解らないが、、、みんなつながっている)手前に付くと、長坂-小野寺パーティーが追い付いてきた。

    ”いいなぁ、、スクリュー!! 貸してくれないかなぁ!”
    と、じろじろ見ていたら、二本貸してくれた(")/
    う〜れしいな!! うれしいなぁ〜!!

    そこからは、直上するという後続パーティに そっちは譲り、 左側から回り込む。 40メートルほどで 左側の木に辿り着く。

    次のピッチは 正面のちょっと傾斜のある氷を 氷結の良さそうな場所を選んで登る。 ボチボチ日が当たり、氷はぐさぐさになり、表面を水が流れてきた。 やな予感がする。。(j_j)シクシク
    氷を抜けると雪壁が続き、50メートル目一杯で 右岸の木でビレイ。(残置あり)そこからは、雪壁をだらだら行き、チムニー滝の手前に達する。 ビレイポイントは 左岸側の岩にある。。
    チムニー滝は氷結が悪いらしいから、、登れるのかいな?? と、思いながら 取り付く。狭い雪壁を少し登り ドンずまりでランニングをとり、 左についたベルクラっぽい氷を 数メートル登る。 あまり 気持ちのいい氷ではなく、、、 氷ごと剥がれそうだが、、チムニーで日が当たっていないせいか 結構しっかりしている。。
    見掛けよりも簡単に越えられた。。 それに結構おもしろい。。(")/
    抜けた後は、急な雪壁を突き進む。 雪に隠れて岩があり、ガリガリして あまり気持ちが良くない。 二俣に分かれる所で 真ん中の露岩にハーケンを打ってビレイ。(30メートル)

    そこからは、右側にひろがる雪壁を3ピッチ。更に尾根を回り込んで ルンゼ状を1ピッチで1・2の中間リッジの縦走路にでた。 雪壁帯は 傾斜が強く日当りがよいので グサグサに腐っていて快適ではない。 途中数個所スリングが落ちていたので、もったいないから貰った。
    もうけ!もうけ!! (^◇^)ハハハ

    目の前に広がる二ノ沢、滝沢リッジ。。
    意外と近い。。。
    烏帽子や衝立も良く見える。。真っ黒だなぁ。。

    大氷柱は 意外としぶとい。。まだ落ちていない。国境稜線には おおきな雪庇がはりだしており、 遠く 朝日岳方面も視界はバッチシ!! きらきらしている。。 めちゃんこ天気がよく、モードは のんびりに切り替わる。。
    それから上は 本当に良かったですよ。。(")/
    午後からは天気が崩れると思っていたのだが、、 予想外に天気がよく、、”天気くずれないなぁ”と、
    1・2の中間リッジでは、数個所のスパっと切れ落ちた ナイフリッジを ゆっくり楽しませていただきました。。

    あんなに景色が良いのは 初体験で、、かなりうれしかった。



    ”谷川岳って、イイじゃん!!”
                        
         
    クロニクルでは、
    紀行記録、山行記録をはじめ、参考資料や文献の索引、リンクリスト、、、など、様々な情報が 山域・地域別に分類してあります。
    見付からない記録等ございましたら、こちらからお探しください。まだまだ情報量は少ないですが、便利に御利用いただければ幸いです。情報等の御提供、御協力もお願いいたします。
    ●へなちょこミサイル
    へなちょこミサイルにようこそ!! メニュー は活動記録、へなちょこ日記、掲示板。
    Alpine_Climber_since2002.This site is designed by Toshiki Ono
                   
    当サイトでは、皆様からのお便りお待ちしております。
    御意見、御質問など お気軽にどうぞ!
    こちらからお願いします。
    hoges Chronicles
         
     ■ サイトポリシー ■ サイトマップ

     20081023 modifyed ////////// Copyright 2008 4410.com All Right Reserved