1997年 夏山行-甲斐駒ヶ岳

    1997年08月28日
       Aフランケ 夜間飛行-1/2



    メンバー 長島、広岡 (登稜会)

    8/27 晴れ。おっと、イイ天気だぜ!!
    7:25 竹宇駒ヶ岳神社駐車場発。
    いよいよ今年の夏休みの始まりだ。

    瑞牆にいったり、歩いたり、、トレーニングの成果が出るのだろうか??
    まぁ、大好きな甲斐駒ですから、楽しくやりましょう。

    あまりのギアの重さに、白い蜘蛛を諦めて((^◇^)ハハハ 軽量化しました。
    (単純な軽量化だなぁ(^◇^)ハハハ

    いきなりの登りで調子を整えながら黒戸をたどり始める。大きな石がある 勝手に決めた 1合目に 到着する。
    8:10/8:25 なかなか 調子が良さそうだ 。
    粥餅石 9:25/9:35
    八丁坂上 10:25/10:35
    刃渡り上 11:30/11:40 焦らず、じっくりと登っていく。うれしいことに少しだけ風があり、容赦なしの暑さは襲ってきていない。
    五合目 12:15/12:30 もうすこし、、、無人小屋になった辺りは 草だらけ、、
    七丈小屋 13:20/13:30 ビールを仕入れる。小屋の兄ちゃんは 取ってもイイ人だった。ずいぶんと 登っていたような気がするのだが、、、
    八合御来光場 14:40着。大きな岩の近くのテン場があいている。
    15:00 ベース設営終了さあて!と、水を取りに 奥壁に向かう。途中にマツムシソウが たくさん咲いている。縦走路では全く見られないが、壁の中にはまだまだ自然がいっぱいである。やたらと壁が乾いている。

    思った通り、右ルンゼ 左ルンゼ共に水が無く、赤石沢には水が流れていない。 仕方がないので七丈まで 水を汲みに戻る事にする。

    やれやれだ。 やっと水も確保でき、ベースに落ち着いたときには既に 17:00になっていた。
    8/28 晴れ5:30 ベース発 Aフランケ 夜間飛行に向かう。
    6:05 Aフランケ基部に到着。だあれもいない。 貸し切りのようだ。
    こんなにデカい壁に 二人だけ。とっても静かだ。壁には ピンク色の花が、あちこちに咲いている。おまけにこの天気!!!
    赤蜘蛛取り付きより ロープを付け、一段上に上がる。
    6:40 50メートルめいっぱいで取り付き点到着。ペツルボルトが2本並んでいる。なんでもイイが、取付き点のすぐ横でウンコするのはやめようゼ!!
    紙がまだ白かったから、お盆辺りのかなぁ m(__)m

    昔 赤蜘蛛の終了点でウンコした 自分に反省、、、(";;;

    知らなかったとはいえ、次の日に再会を果たした 我が分身には、感慨深かったなぁ、、
    7:15 1ピッチ目。広岡リード。
    カムの掛け替えで快調に進む。
    でかい木が生えていて、クライミングの状態は ほとんど確認できない。
    ほとんど直線的だが、身体が不安定で狭い。

    AA1 20Mくらい
    8:00 リード終了。
    8:30 荷揚げと セカンドユマール完了。ちょっとかぶっているが、ユマールでは後ろの木が邪魔臭い(ひっかかる)
    ほよよん!!とユマーリングをこなし、そのまま2ピッチ目に長島が突っ込む。
    出だしのリングボルトを広い 横のグルーブにエイリアンの青を決め、 すぐ上にロストアロー(多分4番)を打ち込むが、あんまり入らない。 まいっか??と、、試しに荷重を掛けてみると、、、

    ああい!!!やっちまったい!!。
    ”悪いーーーーー。わりーー。
    とりあえず 固定して!!”

    と指示を飛ばし、リングボルトまでユマールする。エイリアンは見事に吹っ飛んでいた。(^◇^)ハハハ
    5メートル位 落ちたかな?? やけにさっぱりとした フォールでした。なんだか 緊張感なく突っ込んじまったなぁ。(";;; 仕方がないので仕切り直し。

    さっき青いのが吹っ飛んだから 緑が入るかな??と思ったのだが、そうは上手く行かず、やっぱり青。しかもカパカパ!m(__)m
    慎重に乗り込み、今度はロストの1番にする。この辺りの岩は風化してもろく、花崗岩というよりは 砂岩をイメージしたほうが良いかも知れない。なんとか根元まで突っ込むが、さっきのことも有るので そそくさとすぐ上にバカブーを打つ。これもあんまり効いていない。
    とっとと乗り込み抜ける前に 右のズタボロクラックにエイリアンの黄色を突っ込みむが、またまたこれが悲しい。(j_j)シクシク
    すぐ上にアングルのスカーがあるので これに2番をねじ込み立ち込めばハングとの間のクラックにキャメの2番が決まり、ひとまず安心。

    続け様にキャメ1番、3番と取り、ハング下を右上していく。

    さて行き詰まったぞ!!m(_ _)m
    と思っているとなんと目の前にバカブースカー発見。とはいっても見た目にとってもチンケな割れ目である。わたしゃ厚くって長いヤツしか持っていないし、、、既にしっかり決まらない状態に慣れっこにはなっていたが、、、 まぁダメモトか!!と打ち込んでみると 意外と入って行く。(")/
    やれば出来るジャン!!。 次は左の壁の方にアングルスカーが有る。 2番を打ち込むが はっきりしない。”俺は はっきりしないのは嫌いだい!!
    続いてロスト5番が入り立ち込み 次のスカーにもロストを突っ込むが 全く決まらない。
    ”どうするんじゃい!!こりゃ!!”そそくさと乗り込むと 既にハングの出口まで来ている。
    (しかし我ながらひどいランナーの取り方駄なぁ、、、(j_j)シクシク
    情けない!!)

    ”さあて、どうすうかな??”と辺りを見渡せば、右側にありがたや!!リングボルト発見。ふと手元を見ると、バカブーの角度がさっきと違う。(@@^)

    ”ヤベーーー、ナイフブレードでも重ねときゃ良かったな!!ま、イイヤ!行っちゃえ!!”
    と、リングボルトに行ってしまう。(^◇^)ハハハ
    要するに 落ちる前に登ればイイのだい!!


    ここからが悪いブッシュ。記録によると悲鳴をあげられる様だが、

    俺もあげた。(^◇^)ハハハ
    なんと目の前にはかぶったブッシュが有る。


    ”こんなのありか??
    ”仕方がないのでアブミの最上段に乗り込み 一番近いブッシュを引っ張ると 手前60度位の最敬礼をしてくれる。(@@^)
    ”生えてないジャン!!”



    ”なんだかいろんなものが落ちてきますねぇ!”広岡の声。 m(__)m
    本当にひどい。既に 顔や頭は じゃりじゃりだい!!
    いったん戻り 左の壁にフレークを発見。バカブーが欲しいところだが もう使ってしまったので、ナイフブレードを打ってはみるがスカスカ。面倒臭いのでスカイフックを引っ掛けて引っ張ってみると、、、、

    ”あらら!!、、、”
    見事にフレークごと落下していく。
    ”あぶねーーー”




    左の(ハングの上に ボルトを打ちたいところだが、持っていないので( 頭わるいパーティーだなぁ!! (";;;)、、
    ”たのむよ!!”と最敬礼ブッシュを引っつかみ、すぐさま左の木に飛び付く。
    飛び付いたは良かったが 今度は足が宙ぶらりんなので動くに動けない 困ったチャン。(";;;
    ジタバタしてようやく左から回り込む。3メートル位で 11:00 ようやくビレイポイントに到着。なんと1時間半も掛かってしまった。おまけに泥だらけ、、、(j_j)シクシク
    AA2は無いかも知れないが、最後のリングボルトが無かったり 抜けたら 40メートル近く 落下できるだろう。
    ピッチは30Mくらい 10:30 荷揚げとユマール終了。
                        
         
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