1997年06月17日
       二ノ沢右壁



    7時一ノ倉出合発。
    前日の予想外の大宴会の後遺症が残り、まずいことに時間も遅くなってしまった。
    ロングルートなのに、、どうしましょ??? m(_ _)m

    しかしまぁ天気も良いので 予定どうり出発することとなる。ほどなく二ノ沢の出合。どうやら 先行がいる。m(_ _)m

    どうしよう?? 彼らは左側の通常ルートに行こうとしている。我々は 先週からの偵察で左側の雪が悪そうだったので右側の滝沢リッジ側から二ノ沢に入ってみる。まぁ、上手くすれば先行をかわせるかもしてないし、、、、、安全にはこしたことはないし、、 ところがギッチョン!思惑は外れ これもこれ、、とっても悪いスラブ。スラブ自体はたいしたことは無いのだが、その上に流された草などのゴミがたくさんのっかっていて 悪い。
    こんなところで落っこちてもなさけないので、ロープ(シングル)を使う。 もちろん支点はないので、適当に打たなくてはいけない。面倒臭いなぁ (j_j)シクシク

    ” ラクっ!!!”と叫びながら 邪魔者はどんどん谷に沈んでもらう。(^◇^)ハハハ
    結局ここで、6ピッチ 1時間以上を使ってしまう。

    やっとこさ 雪渓の上を左に回り込み 通常のルートに戻る。踏まれているルートは、なんと快適なことでしょう。
    滝自体はあっという間に過ぎ去る。3ピッチで一つめの滝の上、9時に到着。
    およよ!!! と思うくらい立派な滝が 突如として目の前に現れる。
    三俣下大滝
    右側のカンテ状からから取り付く。ピンもそこそこあるが 最後が良くわからん。 結局ブッシュにつっこむ。難しくは無いが悪い。気持ちもわるい。(j_j)シクシク

    ここで、3ピッチ。どさくさ紛れで やたらピッチ数がかさんでいく。(@@^)
    三俣下大滝 上、11時。なんだかやたらと時間と手間を食うアプローチだなぁ。沢登りに来ているみたいで、へんてこだ。

    既にずいぶんとくたびれてしまったが、もう引き返すことは怖いな。。。。二ノ沢の滑床が美しい。下を眺めればそこそこ高度感は出てくるが、回りが囲まれているので、露出感はない。まぁ 人がいなくて静かで気持ちイイ(")/

    ここで軽く食事を取っておく。ロープははずし、てくてくと歩きが始まる。
    右俣にはいり、自然と右壁にはいっていく。どこが境目だか よくわからない。だらだらと3級くらいの岩場が続いている。よくこんなに続くモンだ!だんだん飽きてきた。(";;;

    12時位に 濡れている場所が出てきたのでザイルを付ける。 とはいってもあんまり支点はないのだが、、、
    落ちたらずいぶんと下の方まで行けそうだ。(@@^)


    だんだん左側がかぶってくる。二ノ沢は下から眺めるとずいぶんとブッシュの多そうな壁だが、実際に行ってみると意外に壁は奇麗だ。横幅はそんなに広くないが、水流とおぼしき辺りに ルートは必然的に見えてきてしまう。しかいこりゃ 途中で雨が降ったら最低だな。たちまち流水溝だろう。
    どうしたらイイのだろうか??? 下から見えるブッシュは 壁の両サイドの物のようだ。
    ルートは全体に傾斜がなく 従ってピンもない。先行は 2-3ピッチ上にいる。落石をくらいそうなので、適当に離れて登る。
    あいもかわらず残置支点は皆無。
    ピンを打っても岩ごと取れてしまうので、打つのも一苦労。おまけに逆相が多く 打っても効いていない。行けども行けども 核心のハングは良くわからない。いい加減疲れてきた時、前方にハング発見。

    ここまですでに5ピッチも引っ張ってしまった。
    ちとロープを使うのが早かったかな??。
    フリーで6級らしいが もう既に疲れてきているので上手く行かない。
    日ごろの運動不足が束になって掛かってくる。(^◇^)ハハハ
    おまけにシングルロープのまま突っ込んでしまった。なんてこったい!!
    落っこたら怖そうだ。
    岩は結構 細かいし良く滑るので、すでにドロドロになっているフィーレじゃきついかも??
    結局A0で登ってしまう。だらしない自分に反省。(j_j)シクシク

    核心部帯状ハング上 15時。

    下の駐車場が良く見える。
    我が愛車は ちょんとして 帰りをまっている。別パーティーの車は既に無いようだ。
    まぁ普通帰るよなぁ(j_j)シクシク
    ここから2ピッチ登り、ハーケンがたくさん打ってある場所から右側にブッシュを登ると 滝沢リッジに飛びだす。

    16時30分。今までのふさがれた世界から どひゃーーーっと一変して世界が開ける。
    下には滝沢スラブが全貌を見せている。
    滝沢リッジは冬とは大違いで ふかふかしたブッシュとなっている。これが良く滑り、快適ではない。靴の中に泥が入り込んで すこぶる気持ち悪い。しかしながら、イワカガミやコザクラの類が 今を真っ盛りと そちこちに咲いている。

    ”谷川岳にもこんなに花がさいてるんだ!!”と、妙に得をしたような気がする。
    丁度 芽吹いたばかりなのか 花の色も鮮やかで、すこぶる美しい。
    踏んずけたりしないように気を付けてはいるものの、ササヤブに足を取られて”ブチッ”。。。

    あーーぁ、 ごめんネ!!
    いじめてるわけじゃないんだけど、、、来年またきれいな花を咲かせて下さい。(";;;
    滝沢リッジもロープを付けたまま、6ピッチほど引っ張る。17時40分ドーム横須賀ルート取り付き。

    足元には滝沢スラブがズドーーーン。
                        
    うえるかむ らんらん わあるど。
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