正月集中合宿を終えて

    1996年正月合宿
       八ケ岳 東面 地獄谷-1/2



    メンバー 柳、鈴木、田中、宝代、藤原、水浦、そしてOBの高野氏、、、そして長島。新人メンバー四人にとっては、最初のシーズンになる。すでに11月後半から合宿に向けて準備トレーニングを行ってきた。12月はズーーッと八ケ岳西面に通ってきた。おかげでなんとかカッコはついてきたが、果たしてどうなることだろうか。大変楽しみである。
    12/30前夜に、てんでバラバラに集合していたメンバーが、一応集結。
    小淵沢ST8:00発 タクシーに分乗して、美し森に向かう。 タクシー40分 6090円。
    美し森に着くと、各自身支度を済ませる。柳、鈴木、高野の三人は、”やまふじ”の朝飯を食いに 先に出掛けていった。
    9:10 美し森十字路 発 晴れ ときどき 小雪。今日の行程は、赤岳沢出会いまでの道のりなので、ゆっくり行けばよい。若者(?)四人は、重荷に喘いでなかなか来ない。少々荷が重すぎるようだ。前方には 柳さんらしい三人パーティーを確認したが、全く追い付けない。呼んでみても返事がない。”ゴーチン!!”とか なんとか騒いでみても、返事がない。他のパーティだったら恥ずかしいので、やめる。
    10:15 かつての車道終点に到着。

    待てど暮せど後ろが来ないので、捜しに行く。どうやら 水浦の荷物が思い様で、田中君は、重量分担の責任を感じているのだろうか。荷物を分けていたらしい。食料計画は、ぜぇーーーーんぶ田中君ががんばってくれた。合宿前に電話で話したら、”長島さん、大体一人20キロ位になります”と言っていたので、”だめだ、一人30キロにしろ!!”と言った記憶が甦る。若者四人衆は、八人分の食料を担いでくれているのだが、それにしても妙にデカイ荷物だ。

    四人そろって 100リッターザックを不気味に担いで、のっしのっしとうごめいている。後で聞いてみたら、一人40キロを越えていたらしい。こりゃやり過ぎだ!!。

    癖にならなければよいが、、、、
    11:10 気を取り直して出発。川に架かる堰堤がきれいになっている。
    12:00 一本とる。三年目よりずいぶんと林道が長くなっており、かなり歩きやすい。重荷軍団は、一向にやって来ない。宝代が一人でメシマシ(?)とやって来る。まぁ、道は一本道なので そのうちやって来るだろう。 12:05煙草も吸い終わったので、また歩き始める。
    12:40 出合小屋到着。予想道り、柳パーティーは先についていた。早速ベースをつくり始める。なんと、我々以外にはテントがない。ベース設営とは言っても、テントがまだ来ないので、やたらとしっかり雪が固められる。水場整備もなんとか終わった。しばらくの間の”安らぎのの場所”が出来上がりだ。宝代は、空のリュックを持って、下りていった。何とも美しい 仲間意識だ。まぁ、ここでは、なんて事もないので、放っておく。小雪パラついてくる。ここは何と静かで快適な場所であろう。とっても、お気に入りである。そんなこんなしていると、重荷軍団が、死にそうな勢いで 三々五々到着してきた。水浦の眼が、マジでこわい。
    14:30 全員テントへ。なんとか落ち着く。
    12/31
    4:30 起床 晴れ
    6:40 なんだか 雪崩が怖そうだ。予定の上の権現沢をやめて、地獄谷左俣に向けて とりあえず出発。
    7:45 一本(カゲ沢分岐より20分の地点)。カゲ沢が、意外と遠いと感じる。他にパーティーがいないので、当然トレースはない。
    8:05再び歩き始めるが、雪の付方が不安定で、メリッっと不気味な音を立てて 亀裂が入る。先行き不安な所だ。氷も安定しておらず、油断していると足でぶち破って”沈”してしまう。
    8:30 大滝取り付き到着。なんだか やる気の無さそうな氷がへばりついている。夏は登攀不能らしい。田中君が 果敢にリード。20メートルはないだろう。。級程度だが、出口が良くない。後は順番にフォローする。ルートを通して 氷はここだけで、後はラッセルに終わった。
    9:15 大滝通過
    9:30 予想外に小さい天狗沢の出会いを過ぎた辺りで一本とる。食事とは言えないが、取りあえず”ツメ”に備えて 腹ごしらえを済ます。 10:45再び歩き始める。
    10:50 (右俣 左俣の分岐の二俣)通過。左の方の 溝に入っていく。
    11:00 一本(上の二俣、左手に大滝あり)右岸側になかなか見事な氷が見えている。残念ながら 今回は見送ることにする。もう少し時間があれば良いのだが、、、 11:15名残惜しいが出発。いよいよ源頭の様相を示す。はっきりいって ブッシュが多く、雪が深くフカフカで良くない。
    案の条 雪崩になる。ルンゼの横の雪壁を、斜めに登っていた時であった。藤原君はちょっと流されるがなんとかなった。水浦は茫然と立っている。宝代、田中は下で笑っている。なかなか豊かな反応で おもしろい。まぁ事無きを得て良かった。
    それから先も、終わりそうで終わらない。かなり急なブッシュ登りは ズボッズボッと とっても疲れる。ラッセルも深い。
    14:00 登攀終了。トップでラッセルする 宝代に、柳氏の”宝代君。君は花を持たせるという言葉を知っているか?”と、、、、一発かましている。結局 柳氏が先頭で、やっとこさ縦走路にでる。なんとも にこにこして 機嫌が良い。ツルネの頭より 北へ5分くらいの小ピークの所。
    15:00 軽く身支度をして、ツルネ東稜を下山開始。後日の夜間下山に備えて、途中に赤札をつけながら下山した。後で見ると少々やりすぎた気もするが、まぁいいか。
    16:30 ベースへ到着。
    17:30 水浦ベースへ到着。夜は、混ぜご飯に さしみで、やり過ぎの食事をする。しめサバが うまい。酢蛸もうまい。今年も、終わり良ければそれでよし。紅白は今年も 途中までしかわからない。
    1/1
    5:00 起床(寝坊した) 微風 晴れ
    6:45 出発 カゲ沢-天狗尾根に向かう。前日のトレースをたどるが、やっぱり歩きづらい。

    7:45 カゲ沢に入り、一つ目の滝(F2)柳、藤原リード
    8:30 終了
    9:00 二つ目の滝(たぶんF5くらいだろう)。多少 垂直部があるので面白そうだ。
    稜線がすごい風なので、其のまま その滝で 遊ぶ事にする。私はそのまま上流に登ってみたが、滝らしい滝は無く、テクテクと登って行ける。なかなか素晴らしい景色で、すこぶる気持ちが良い。ところが天狗尾根に取り付く所は判然としない。たぶん途中の左側にある ブッシュの這えた広いルンゼ辺りだろう。まぁ、なんともポカポカ気持ちが良いので良いか。尾根の形状のせいか、風が吹き付けない。
    13:00 メンバー各自がひとしきり登ったので、一つ目の滝へ移動
    14:00 いいかげんに飽きたので、引き上げ開始
    14:30 ベースへ。
    夕メシは”おしるこ”と”おでん”で、、、
    酒に任せて、登稜会のコールが決まった。”モッコリー”とコールされたら”ドピューーーー”と言わなくてはいけない。女性の場合には”ドピューーーー”は言いづらいとの配慮から、女性は、”モッコリー””イクーーーー”になった。他に真似するパーティーもいないだろうから、分かりやすくって良いだろう。皆さん、徹底するように!!!!
                        
         
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    ●ニッピン秋葉原登山本店



    僕も永年、メスナーテントを大事に愛用しています。今は無き?エントラントのメスナーテントは軽くて使いやすく、冬山の尾根筋での強風の中でも設営が比較的容易なのが魅力です。先にテントを固定出来るのが今でも魅力的だと思います。山の道具を作り続けて半世紀!登山とスキー・スノボの店ニッピンです。
                   
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