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メンバー 宝代、長島。
ここの所、三週間も続けて 八ケ岳の西面にやってきている。イイかげんに 飽きそうなモンだが、こりゃまた困った事に 来てしまうんだなぁ。今年は正月の合宿を 一応任されているので、、、、、というのは体のイイ口実な気もする。 今週は 宝代選手と取敢ず二人ということになってしまった。田中選手は体調がかんばしくないらしく、新宿までは現れたが 来れなかった。 今回は、アイスクライミングという例のガイドブックの復刻版を買ってから ズーーーーっと気になっていた峰ノ松目沢に行くことにする。 11時に新宿を出て、2時に小松山荘に到着。ビールでもヤって おやすみなさい。 |
翌朝は いつものとうりに 8時にナンとか起き上がり9時15分位に仕方がないので歩き初める。すっかり馴染みになってしまった小松山荘のおやじが、気を付けてと言っている。 10時半過ぎに 、赤岳鉱泉に到着。途中峰ノ松目沢の取り付きを捜していたが どうやら 私が思っていた出合は違うような気がする。仕方がないので ゆっくりとコーヒーでも飲み、鉱泉のあんちゃんに教えてもらった。こう言うときは聞いたほうが、苦労しないで便利便利。 結局、鉱泉から美濃戸方面に戻り、北沢本流を3回目に渡り返す橋の先、右岸にあるのが、峰ノ松目沢出合と分かった。鉱泉から美濃戸までには六回本流を渡り返す橋があるんだけど、二回目と三回目はスグ近いところにあるんだよ。 |
| 出合は、ブッシュがごちゃごちゃしていて うっとうしい。沢はすぐに氷床となり、アイゼンを付ける。この先左に小さい沢を分ける頃には、正面に非常に美しい 長い長いナメの氷床が見える。見ると登るとでは大違いで、実際には水が流れる グサグサの氷が延々と続いている。しかし、とっても静かで 人っこ一人いない沢は ゴキゲン。おそらく今シーズンは誰も来てないのではないか???と思える位である。 |
30分も歩くと、F1に到着。下部はフリーソロで、途中の木でギアを付けてビレイ。上部が5メートルくらい傾斜があるので、安全のためザイルを使う。長島リード。
終了点から沢をそのままつめ、F2基部までで50メートルめいっぱい。F2は けっこうデカく傾斜もある。練習にはもってこいの氷である。宝代が行く。これから上は判然としない小さい滝が続く。仕方がないのでザイルはつけたまま、コンテを交えて だらだらと進む。背後には赤岳や阿弥陀岳の稜線がいつもとは違う見え方をして新鮮だ。とっても眺めが良い。おまけにイヤミな位に天気が良い。
F7と思われる二段の滝を一応ビレイをして取り付く。真ん中のバンドの所に、右岸に岩小屋らしきモノがある。バンドじゃなくて 下がF6で上がF7もしれない。上の段は、結氷がわるく、ピックがもったいない。 |
| この上は日が当たり、広くなる。いくつかの小さな滝を越えると、右にナメ状の氷が続く。正面にはツララが垂れている。どちらが本流なのか。水量的には右の方が多そうである。正面にはツララに向かってみる。ガイドブックにあるF8のようにも思う。結氷が悪くツララが脆い。宝代が取り付いて行く。かなりネバって抜けていった。彼は感心するほどパワーがあり のみこみが早い。有り余るパワーの洗礼を受けてツララ君は無惨にもパラパラしていく。私の番になると困った事に、足がかからない。中間部が変テコなバランスになってしまうのだが、どうしても足場がない。仕方がないのでピッケルにフィーフィーを掛けてぶうんとやってみたら、なんかヤバそうな気がしていたのだが、見事にピッケルは抜け おめでたく今期初フォール。バイルは遥か上に取り残されている。とりあえず気を取り直して突っ込めど、スタンスは一向にない。 |
氷は壊れる一方で 困ったモンだ。やけくそパワーでバイルまでたどりついた。さあて、またさっきの 変てテコバランスになってきた。困ったモンだ。状況は何も変わっていない様だ。むしろ悪くなっているのだろう。と思ったら、ナンと今度はアックスが三本ある。二本にヌンチャクでセルフを取り、もう一本を使って、なんとかズリあがっていくと。なんとだましだまし進める。氷のリボン以来、アックスを三本持って歩くように成ったが、また役に立った。
そんなこんなで ジタバタしながら ツララ終了。3時半。
スグ上の段は もっと悪そうなので終了にして下山開始。右岸の斜面をトラバースして立木から懸垂。途中の滝は右岸側から巻く。F7は右岸の残置よりダブルで懸垂。F2は残置より懸垂。F1は左岸の立木で懸垂。 下部のナメは、おかしなことに冷えてきているにもかかわらず、行きよりも融けてしまっていて、水が流れている。
5時半赤岳鉱泉帰着。 |
翌日は、水浦、藤原、田中が到着して、ジョーゴ沢に行く。
F1で 水浦君の氷トレーニング。そして右俣の大滝で楽しんで、帰路についた。 |
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