JAPRS 1995年 SYNCセミナー 資料-1/5 ◆ 下駄箱のはなし・・・・・・・・・ディジタルの 落とし穴さて、今日は 技術委員会恒例のシンクセミナーです。このレジュメを持っていらっしゃる方々は、ご熱心にも 2000円も支出なされ おそらく わけのわからない難しい話を聞きながら、襲いかかってくる睡魔と戦っていらっしゃる事と思います。(私も前回はそうでした)日頃の過剰労働から開放されて 大手をふって 安らぎのひとときをお過ごしください。あなたは、相当ディジタルな人間です。わからないものは わからない! 眠いからネル!と 実にはっきりしています。私達の周りには、大きく分けて、ディジタルとアナログがあります。ディジタルは、有るんだか無いんだかはっきりしないものは NOと言いきります。それに対して、アナログはというと なんとかうまく こなしてしまいます。 ● ● ● _ ● _ _ _ ● ● _ _ _ _ _ _ ● _ _ _ _ _ ● ● _ _●__●●____●●__ ___●_____ ___●___●______ ___●●●____●___ _ ここに あまり良い例とも思えませんが、ディジタルとアナログの 二つの下駄箱が有ります。ディジタルの下駄箱は 横に仕切りがあり 靴が一足一足 きちんと置ける様になっています。 おかげで どれが誰の靴かが すぐにわかります。しかし1つの場所に2足を入れようとすると入りません。それに対してアナログの下駄箱には横に仕切りがありませんから 入れとうとすれば 何足でも入れることができます。どうしてもとなれば、重ねたりも出来ます。誰のものだかわからない靴は適当な所に置けば良いわけですが、ディジタルの下駄箱には 各自の入れる場所が決まっていますから適当には置けません。 この辺かなぁと 適当な所に靴を押し込んでみますが、横に仕切りがあるために 上手く入りません。2つの場所にまたがって 片方づついれてしまうと 靴としても認識されなくなってしまいます。最近では、ファジー機能付き というのが有りますが、 これは もともと 大、中、小、しか無かったものに、1、2、3、4、5、、6、7、8、9、10、の様に 段階を増やしたに過ぎません。なんだ面倒臭いなぁ、使い辛いだけではないかと 思うかも知れませんが、事実です。各々の箱の中だけを 一定の決まりに従っているので アナログより大きなデーター量をストック出来、すぐに見つけられるのです。我々の多くは ディジタルのテープを使っていると思いますが、アナログのテープに比べて 使い辛いと思いますか? 私は、とってもコンパクトで 便利だと思っています。すぐに見つけられるということは、そこに常に 下駄箱の状況を書き込んでおいたりできます。そこは 必ず見る箱に成っているからです。みんなの意見箱?? みたいなものです。また、特定の箱にデーターを付加することもできます。 ◆ 私達にディジタルを身近な物にした SONY PCM F-1について高密度データーレコーダーとしてベーターのビデオレコーダーを流用して使っていた。当時ディジタルオーディオの高密度データーを記録できるものはビデオデッキ位しか無かったのだろう。 また、新しく専用のレコーダーを作る為には、多くの費用がかかり 当然時間もかかってしまう。 まさに うってつけの選択だったわけであろう。 しかし VTR は本来 映像信号を記録するためのものであるから、これをディジタルオーディオデータレコーダーとして使うには、音声データーを一旦ビデオフォーマットの信号に変換しなくてはならない。 このあたりから、ディジタルオーディオとビデオ、そして シンクの、訳のわからない関係が(はっきり言って 不毛の、、、)始まったのである。要するに、このビデオ1秒あたりに44.1kHzでサンプリングされたデーターが入ってしまえばいい。 かんたんではないか!!PCM F-1の方はと言うと、 マニュアルの PCM 豆知識のPCM の項目によると 1回に量子化されるコードは42BIT (恐らく 左右両チャンネルで16BIT*2+フォーマットのフラグの為他パリティー等に 10BITと考えて良いだろう。) 標本化周波数*1回に量子化されるコード=44100*42=1852200=約1.8MHzこれを記録しなくてはいけないわけだから、 当然 従来のアナログレコーダーでは だめっだった訳です。が、 Fh(Horizontal)水平・・・・・・・・・・・・・・・・15.75KHz Fv(Vertical)垂直・・・・・・・・・・・・・・・・・60Hz(Fh*2/525) これは、 その高密度データーレコーダーとして選ばれたビデオレコーダーの基本的なフォーマットである。わざわざ基本的に、と言うのは現実にはこれとは違ったフォーマットを用いている。 これは もう既に 過去のものになってしまっているが、概念としては今もなお 生き続けている。 当時でさえ、実際にはもっと高密度の記録が可能であり(約3MHz程度)、 これが ややこしい事になる。要するに "ディジタルオーディオのデーターレコーダーとしてビデオレコーダーに 目を向けられた" という事を、踏まえておきたい。そして、このビデオレコーダーに入れられるデーターの最大値から 44.1KHzという一見脈絡のない数字が 逆に出てきてしまったのである。これに関しては ソニーの方からは異説もあり、CDから来ていると言う。 しかし、どうも判然としない。参考までに PCM F-1のマニュアルを載せておいた。 主な使用の所を良く見て欲しい。標本化周波数は、なんと 44.056なのである。なんだ これは、、、 ◆ NTSCの大間違いと 0.1%NTSC(National Television System Commitee )は、 日本、アメリカ、カナダ、韓国等で使用されている。NTSC は 30フレーム/SEC であり、 走査線は1秒間に2回画面を上下するから、回転ヘッドは 60回転/SECで回っていた。NTSC信号の白黒テレビの頃の 画像信号周波数は、 Fh(Horizontal)水平・・・・・・・・・・・・・・・・15.75KHz Fv(Vertical)垂直・・・・・・・・・・・・・・・・・60Hz(Fh*2/525) つまり、15.75kHz分のデーターを テープの端から端までを使って 1秒間に60回ヘッドが くるくる回って 読み書きをしていた。と、考えてください。 実際には、テープ上のデーター配列は一緒ですが、アナログヘリキャルこのスピードで回っていて、ほかの物はもっと高速で回転しています。これを カラー化するに当り、 当然の事態としてデーターの量が増えてしまった。 白黒のデーターにカラーのデーターをサブキャリアに乗せて たたみかけてしまおうとしたが、どうしても たたみかけきれなくなってしまい、カラー用としてのデーターを乗せるスペースが必要になった。 また 白黒テレビでカラー放送が映らないという事態を避けるために、 カラー白黒間の互換性を保つ必要があった。具体的には、輝度信号に色信号を多重しなくてはならなかった訳だが、 両方の信号に干渉が最も少なく、かつ 音声搬送波とサブキャリアーとのビート妨害が最小になる周波数関係に設定しなくてはならず、 Fsc=(2n+1)*Fh/24.5MHz-Fsc=(2m+1)Fh/2から 検討した結果 n=227,m=59が 選ばれた。そして、 色副搬送波周波数(サブキャリアー)・・・・・Fsc=3.579545MHz 水平走査周波数・・・・・・・・・・・・・・Fh=15.734266KHz フィールド周波数・・・・・・・・・・・・・・Fv=59.94KHz フレーム周波数・・・・・・・・・・・・・・・Ffm=29.97Hz となり、白黒との周波数関係は 0.1% になっている。ここで 私達も最近良く耳にする 数字が出てきた。 どうやら 私達が わけがわからなくなってしまう原因はここからおこっている。 これは いったいどんな事を意味するのだろうか。 クロニクルでは、紀行記録、山行記録をはじめ、参考資料や文献の索引、リンクリスト、、、など、様々な情報が 山域・地域別に分類してあります。見付からない記録等ございましたら、こちらからお探しください。まだまだ情報量は少ないですが、便利に御利用いただければ幸いです。情報等の御提供、御協力もお願いいたします。 当サイトでは、皆様からのお便りお待ちしております。 御意見、御質問など お気軽にどうぞ! こちらからお願いします。 ■ サイトポリシー ■ サイトマップ 20081001 modifyed ////////// Copyright 2008 4410.com All Right Reserved
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