1993年09月11-12日
前穂北尾根末端、屏風岩東壁 雲稜ルート
1993年9月11日
まぁ 土日で屏風もできるんじゃないか?
そんなライトな感じで始まった計画であった。 そうだな、天気がよければまぁず出来るはず。。。 そう思いながら、上高地からの道を急ぐのであった。
久しぶりの上高地だ。やっぱり気持ちがイイ。(")/
横尾までは2時間くらいか?、 結構良いペースでここまで来られた。少しばかり休憩を取り、1ルンゼの押し出しへと向かう。
秋にもなると渡沢の水量は極端に減ってきており、かなり楽チンである。
あいも変わらず歩きにくいガレを登り、T4を登る。 ほとんど作業と化した行動だ。
これはもう、慣れてしまうしかない。。(@@^)
T4に到着。今日は雲稜ルート、明日は東稜なんて思って、とりあえず雲稜に取り付くことにする。
取り付き13時。
T4からは 顕著に伸びる凹状をたどる。出口が少し悪いが、左のフェースを良く探すとピンが見付かる。
快適な滑り出し、時間もたっぷりある。
天気にも恵まれ、夏の賑わいが嘘のように静かな壁だ。
ゆっくりと 時間が流れる。
どうやら、壁は貸し切りのようだ。(")/
扇岩直前で すぎやんがちょいと躊躇している。
まぁ そんなに悪くは無いのだが、ちょっとしたフリーが出てくる。
扇岩から上は、言わずと知れた人工登攀だ。よれよれのリングや 吹っ飛んだボルト! そして靴ひも、、、 イヤらしいピンがいくつか続く。
”こんなモノに命をたくせるか〜!!”
と、スカイフックを使ったり、フィフィを使ったり。。(";;;
ボルトラダーを辿っていくと、終了点が二カ所ある。上の方はハングの直前にあるのだが、ここまで行ってしまうと次のピッチが難しくなる(??)
ボルトラダーが終わり、高度感が出てきたのもつかの間、傾斜が落ちてくるし、ルートは 回り込むようになってしまうので、あっという間に高度感が消え去る。それから2ピッチで 実質ルートは終わってしまう。あんまりすっきりしておらず、適当にブッシュも生えた フリー。
16時に行動をやめ、明るいうちにテラスに戻るため、同ルートを下降にとりかかる。
順調に下降していたのもつかの間、扇岩からの下降でロープが引っ掛かってしまう。(@@^)
仕方がないのでプルージックで登り返し。。
まいった。
T4に下降できたのは23時、24時過ぎにやっとこ床についた。
1993年9月12日
昨日の”思わぬ残業”のため、朝寝坊をしてしまう。(^◇^)ハハハ
蒼稜を登るソロクライマーがあり、その物音でやっとこ起き上がった。(";;;
東稜まで行くのも面倒なので、取り付きの順番を入れ換えて、再び雲稜に取り付くことにした。
当然のごとき、やる気はあんまり無い。(";;;
天気はちょいと怪しくもあり、はやいトコ抜けたかったのもあった。
9時に取り付き、ほとんど作業のようにガンガン飛ばしまくる。昨日バッチシ下見をしてあるから、結構早い。13時終了。
隣のソロクライマーは戸高氏だった。 なんでも穂高は初めてらしい。。 いきなりソロでパチンコに行く予定だという。。
ひとしきり休みながら、お話をするが、どうやら天気が悪くなりそうなので先を急ぐ。
13時半、ギアを片付け根っ子がわずらわしいトレースを 屏風の頭を目指し歩いていく。しばらくすると雨が落ちてくる。
”きちゃったなぁ〜”
14時、屏風の頭には程なく到着。 雨のおかげであろうか?? 暑さは余りなくペースがあがる。
奥又白出合15時。
”そのまま帰りましょう”という すぎやんを無理やり説得し、
”じゃ 16時に徳沢を出れば大丈夫だろ?”と、
ビールを目指し孟ダッシュ!!
なんとか徳沢には15時45分に到着。
15分の短い時間だったが、ビールにありつけたのであった。(ぱちぱち)


ゆっくり ゆっくり、やっていこうかと思います。
島の生活を感じていただければ幸いです。
●Enjoy Climbing
神奈川県小田原市在住のOCCの先輩、戸谷さんのクライミングなどページ。


